万博の魅力再発見
2025-05-27 10:19:21

万国博覧会の遺産を紐解く特別展が開催!その魅力とは

万国博覧会の過去と未来を見つめ直す特別展



開催概要


2025年6月14日(土)から8月31日(日)まで、文化庁国立近現代建築資料館にて「日本の万国博覧会 1970-2005 第2部 EXPO'75以降ひと・自然・環境へ」が開催されます。この特別展は、日本で行われた5回の万国博覧会の建築やデザインの変遷を展示し、来館者に新たな視点を提供することを目的としています。

万国博覧会は、19世紀から続く国際的な催事であり、各国の優れた技術や文化を見せる場として重要な役割を果たしてきました。最初の博覧会は1851年にロンドンで開催され、その後も各地で様々なテーマの下に行われています。近代建築の発展にも寄与し、エッフェル塔やクリスタル・パレスのような象徴的な建築物が生まれました。

日本における万国博覧会


日本国内では、1970年の大阪万博から始まり、沖縄の海洋博、つくば科学万博、国際花と緑の博覧会、そして2005年の愛・地球博まで、計5回の万国博覧会が開催されてきました。これに続く2025年の大阪・関西万博が日本における6回目の開催となります。この特別展では、これらの博覧会を振り返りながら、建築における革新やデザインの進化を探ります。

展示内容


本展覧会の第2部では、「EXPO'75以降ひと・自然・環境へ」というテーマのもと、以下のような様々な展示が行われます。

  • - 日本万国博覧会関連の展示: 様々な著名な建築家による作品が並び、丹下健三の「基幹施設計画」や菊竹清訓の「エキスポタワー」など、実際の建築資料が紹介されます。
  • - 沖縄国際海洋博覧会: 水族館の構造設計やアクアポリスの設計資料など、特に海に焦点を当てた設計コンセプトが紹介されます。
  • - 国際科学技術博覧会: つくば博の構造計画や外国館のデザインについての展示があります。
  • - 国際花と緑の博覧会: その特徴的な「フォリー」に関する資料が展示され、現代の建築家たちによる意義深い作品が紹介されます。
  • - 愛・地球博: 環境への配慮が強調された2005年の博覧会の重要な展示も見どころの一つです。

さらなるイベント


また、期間中には関連シンポジウムやガイドツアーも行われる予定です。特に注目すべきは、EXPOの会場デザインに焦点を当てたシンポジウムで、著名な建築家たちを招き、様々な試みや挑戦について議論を深めます。

アクセスと入館方法


展覧会は文化庁国立近現代建築資料館で開催され、入館は無料の日も設けられていますが、特定の場所では有料での観覧が必要です。詳細は公式ウェブサイトで確認できます。

この機会に万国博覧会の魅力を再発見し、未来の博覧会に思いを馳せることができる特別展にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
文化庁
住所
京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4
電話番号
075-451-4111

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