シンプルフォームの新たな挑戦と進化
シンプルフォーム株式会社は、全ての法人が公平に繋がる世界を目指し、持続可能な審査体制の構築を進めています。2025年5月12日、東京都目黒区大橋に新オフィスを拡張移転し、さらなる成長に向けた重要なステップを踏み出しました。この移転は、同社が抱える意義深いビジョンを具現化するための重要な要素です。
オフィス移転の背景
近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展により、取引の非対面化やデジタル化が急速に進行しています。企業が直面するリスクやコンプライアンスの管理はますます複雑化し、そのための審査プロセスも重要性を増しつつあります。しかし、現在の審査基準やプロセスは、依然としてアナログ的な側面が残っており、革新が求められています。
シンプルフォームは、金融業界において実績を積み重ねており、メガバンクやクレジットカード会社など約100社との取引を通じて、審査の構造全体を理解しています。過去数年間にわたり、データの収集や解析、技術的な支援を通じて、審査業務の新たなモデルを築くための基盤を整えてきました。
新オフィスの役割と設計
新たなオフィスは、シンプルフォームの企業文化や今後のビジョンを体現する場所として設計されています。集まりやすいコミュニティスペース、過去の成果と未来を伝える展示エリアが設けられており、来訪者には新たな発見を、社員には仕事への誇りを再認識できる場としての機能を果たします。エントランスには柔らかな光が施され、落ち着いた雰囲気が漂っており、訪れる人々に安心感を与えています。
データの集約と活用
シンプルフォームは、全国500万法人の定性情報を収集し、一意の法人番号に基づいて整理したデータベースを構築しています。このデータベースには、今までに約2.2億のレコードが蓄積されており、今後もその増加を見込みながら、顧客業務とのより深い統合を目指していきます。データの精度と信頼性を向上させることで、審査業務の品質を高め、様々な取引シーンでの活用を支援する計画です。
パートナーシップと人材育成
シンプルフォームは、エンジニア部門やコンサルティング部門の強化に注力し、持続可能な成長を実現するための専門性を育てていきます。社員数は設立以来、2名から89名へと増加し、引き続き優秀な人材の確保に努めています。また、社外のパートナーとの協業を通じて、業務の多様化と深い理解を促進していくことも重要な方針としています。
目指す未来と社会への貢献
シンプルフォームは、取引先企業の成長とリスク管理を両立させるための信頼できるパートナーとして、審査のあり方を革新していくことを目指しています。志を持つ法人が実績や規模に関わらず公平に取引機会を得られる環境を整えるため、日本の審査体制を進化させ続けるための礎となることを約束します。新オフィスでの活動を通じて、未来のビジョンを実現するための挑戦を続けていきます。