カスハラに迫る！見えないハラスメントとその対策セミナー

カスタマーハラスメント（カスハラ）とは？

近年、接客業におけるカスタマーハラスメント、通称「カスハラ」が注目を集めています。これは、従来の「厳しいクレーム」や「怒鳴る顧客」とは異なり、評価される「感情表現」や「親しみを強制」する新たな形のハラスメントです。

セミナーの背景と目的

このセミナーは、一般社団法人クレア人財育英協会が主催し、2025年6月29日に開催されます。講師には、特定社会保険労務士の小野純氏が務め、400回以上の実績を持ちます。急増するカスハラ相談を踏まえ、具体的な事例や対策について解説します。

新型カスハラの指摘される実態

カスハラは、見えづらい形で接客現場を脅かしています。「もっと笑顔で接客して」「あなたじゃなきゃダメ」といった要求により、スタッフは精神的な負担を抱えることになります。厚生労働省の調査でも、接客、医療、教育現場からの相談数が年々増加しており、結果として従業員のメンタル不調や離職につながっています。

セミナーの内容

セミナーでは以下のテーマに焦点を当てます。

- 感情の演出が義務化した職場の実態
- 「親しみを装った支配」のケーススタディ
- SNSでの晒し行為や点数化の実態
- 顧客満足とスタッフの尊厳の境界をどう明確にするか

これらのテーマを通じて、参加者は最新のカスハラの実態を把握し、具体的な対策を学ぶことが期待されます。

講師紹介：小野純氏

小野氏は、パワハラ防止法の制定以前から175件以上のハラスメント研修を実施してきた実績を持ちます。彼のセミナーでは、「現場の空気に合わせた実践的な対策」が中心であり、参加者がすぐに役立てられる情報を提供します。また、雇用クリーンプランナーとしても活躍し、ハラスメントの予防に特化した実務資格を持ちます。