中国の国民酒・白酒に迫るテイスティングセミナー
ウイスキー文化研究所が主催するセミナーが、2025年7月5日(土曜日)の午後1時から開催されます。本イベントは、中国の国民酒とも称される「白酒」の魅力を伝えることを目的としており、参加者は6種類の白酒を飲み比べることができます。
セミナーの概要
セミナーは、東京都渋谷区にあるウイスキースクール広尾にて行われます。テイスティングを通じて、白酒の歴史や製造方法などについて学ぶことができ、一般の愛好家にも参加の機会が提供されています。参加費用は5,500円(税込)で、定員は50名となっています。
白酒の魅力
白酒(バイジュウ)とは、中国に伝わる醸造酒であり、その製造過程は非常に独特です。一般的な酒類の発酵は液体状態で進みますが、白酒は原料を固体のままで発酵させるという中国独自の方法を用いています。この特異な製法が白酒の味わいを形成するのです。
テイスティングアイテムの紹介
参加者は、以下の6種類の白酒をテイスティングできます。
1.
汾酒20年(清香)
2.
江小白(清香)
3.
五粮醇(浓香)
4.
年份原浆 20年(浓香)
5.
茅台醇2008(醤香)
6.
呑之乎(醤香)
この中でも、清香型はさわやかで上品な香りが特徴で、浓香型は香り深く甘やかさがあります。また、醤香型は長く濃厚な余韻が楽しめる一品です。それぞれの香型を比べることで、白酒の多様な魅力を実感できるでしょう。
講師のご紹介
このセミナーでは、China Drinksの代表取締役社長、袁 景龍(エン ケイリュウ)氏が講師を務めます。彼は中国・内モンゴル出身で、社会学を専攻しながら日本での生活を通じて様々な酒文化に触れ、特に白酒に深い造詣を持っています。彼の経験を元に、白酒の魅力やその文化的背景を豊富に語ってくれることでしょう。
ウイスキー文化研究所について
ウイスキー文化研究所は、ウイスキーの普及と研究を行う団体です。2001年からウイスキーに特化した教育プログラムを実施しており、今回は最大規模の81名の座席を持つセミナールームを設けて新たに展開しています。国内外の酒文化を学び、楽しむ機会を提供することを目指しています。
このセミナーを通じて、白酒の持つ深い味わいを感じながら、中国の酒文化を身近に体験してみませんか?興味のある方は、ぜひお申し込みください。