インテリアとファッションの融合、ミハイルギニスアオヤマの新作
2025年6月2日、東京都世田谷区のブランド「ミハイルギニスアオヤマ」が発表する新しいクッションカバー、その名も「キモノ袖になるクッションカバー」。このアイテムは、ただのクッションカバーにとどまらず、着物の袖としても機能するというユニークなデザインが特徴です。国際的なデザイン賞「DWA AWARD2021」を受賞した「コートストール」を新たに進化させた作品であり、インテリアとファッションの境界を破壊する試みとして注目されています。
ブランドの背景
「ミハイルギニスアオヤマ」は、ギリシャ出身のアーティスト・デザイナー、ミハイルギニス氏とプロデューサーのギニス青山祐子氏によって設立されました。彼らはロンドンでのファッション教育を受け、日本の素材とデザインに深い魅力を感じ、その素晴らしさを世界に広めることを目指しています。特に、日本の卓越した生地を使用した製品は、海外でも高く評価されています。
新アイテムについて
この新しいクッションカバーは、従来のコートストールに新たにキモノ袖のパーツが加わり、簡単に着物用のコートに変身します。着物袖パーツは、実際にクッションカバーとしても使えるため、実用性が高いと言えます。この柔軟なデザインは、日常の中でアートと機能を融合させる試みとして、多くの人々に新しい価値を提供します。
素材と製法
「ミハイルギニスアオヤマ」では、エコレザーやウール、コットンを使用し、すべての製品は日本で縫製されています。中でも、東レの人工皮革ウルトラスエード(R)や和歌山県産の次世代ニットは、世界でも珍しい素材として注目を集めています。これにより、伝統的な技術と現代のデザインが見事に融合しています。
使用法と展開
このクッションカバーは、簡単に取り外し可能なフロントのオプションパネルをサポートしており、ユーザーが自分好みに形を変えることができます。さらに、男女兼用サイズで提供されているため、身体のサイズや性別を問わず利用できる点も大きな魅力です。
サステナビリティとアート
「キモノ袖になるクッションカバー」は、その名の通り、環境に配慮したゼロウェイスト素材を使用しています。生地の仕分けや製品作成過程においても、アートの要素を加えながら、一つ一つ丁寧に作られています。このような取り組みは、ユーザーにとって美しさだけでなく、環境意識を高めるきっかけともなるでしょう。
購入方法と今後の予定
2025年6月3日より、等々力路面店で購入が可能となり、オンラインショップではその1日早く6月2日から購入できます。また、等々力路面店ではセミオーダーも受け付けており、訪問者は自分の好みをデザイナーと相談しながら色合いや生地を選ぶことができる特別な体験が提供されます。
今後も「ミハイルギニスアオヤマ」は、キモノ袖になるクッションカバーをはじめとする新しいアイテムの展開を進め、日本文化の素晴らしさを世界に発信していく予定です。
店舗情報
店舗名:MICHAIL GKINIS AOYAMA
所在地:東京都世田谷区等々力4-5-9 キラクプレイス1-A
電話番号:03-6809-8540
営業時間:13時~19時(午前中、19時以降は予約可)
公式ウェブサイト:
michailgkinis.com
Instagram:
@michail_gkinis_aoyama
Facebook:
michailgkinisaoyama