保育の質向上プロジェクト
2024-12-17 11:35:46

東京都中野区の保育園で進化する保育の質向上プロジェクト

保育士の目線を可視化する新プロジェクト



東京都中野区にあるピノキオ幼児舎 野方保育園では、「まなざしプロジェクト」と呼ばれる斬新な取り組みが実施され、保育の質向上に向けた新たな道が開かれました。本プロジェクトでは、保育士がウェアラブルカメラを装着し、日々の保育活動を撮影。これにより、保育士の目線や行動がどのように子どもたちに影響を与えているのかを視覚化することが目的です。

プロジェクトを運営するのは、株式会社明日香が展開する「子ねくとラボ」です。「子どもと未来、そしてすべての人がConnectする」ことをモットーに、保育の質向上を図る様々な取り組みを行っています。

ウェアラブルカメラの導入



具体的には、特定の保育士が子どもたちと接する際にウェアラブルカメラを使用し、その映像を子ねくとラボが保育の専門家の視点で編集。保育ダイアリーのように、撮影した映像を職員間でレビューすることで、保育士一人一人が持つ視点や技術を共有し、組織全体のレベルを底上げする取り組みです。

今回、ピノキオ幼児舎の1歳児クラス及び4歳児クラスの保育士2名が参加し、フィードバック会を通じてその映像を基にした意見交換会が行われました。

保育士の感想



参加した保育士たちは、自身の目線を動画で見直すことにより多くの気づきを得たと語ります。ある保育士は、日々の保育が子どもたちの状況によって変化するため、周囲の保育者と意図や環境設定を明確に伝える必要性を痛感したという意見がありました。また、他の保育士は、他職員の保育の視点や言葉遣いを観察することで、甘やかしや過保護にならないよう配慮を学ぶ良い機会になったと述べています。

フィードバック会の様子



フィードバック会では、自身の目線動画を見たことによって、お互いの保育観や意識を深め合いました。参加者たちは、保育業務の中で学んだ知識やスキルを共有し、実際の保育にどう活かすか自由に意見を出し合いました。特に、他の職員の目線での観察は、自身の保育を客観的に振り返る良い機会となり、その後の改善策や工夫につながったと述べています。

今後の展望



この取り組みは、単に動画を撮影して終わるのではなく、保育士間でのコミュニケーションを活性化させ、より良い保育環境を築くための重要なステップです。保育の質を向上させることで、地域に根ざした信頼ある保育施設を目指すことが、各参加者の共通目標となっています。

まとめ



このように、『まなざしプロジェクト』は保育士が自身の行動を見直し、他者との意見を通じて成長するための有効な手段を提供しています。今後も、この取り組みを通じて保育士の専門性を高め、より良い保育の提供を目指すピノキオ幼児舎の活動が期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社 明日香
住所
東京都文京区小石川5丁目2番2号わかさビル3F
電話番号
03-6912-0015

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