レシップ、観光市場向けモバイルチケットシステム「QUICK TRIP」を発表
岐阜県本巣市を本拠地に置くレシップ株式会社は、観光市場向けの新たなモバイルチケットシステム「QUICK TRIP」を讃え、2024年3月1日よりサービス提供を開始します。このシステムは、多言語対応のオンラインチケット販売を実現し、乗車券や施設入場券を手軽に購入できる仕組みを提供します。
「QUICK TRIP」の特長と利便性
「QUICK TRIP」は、さまざまな事業者や地域は専用にカスタマイズされたWEBアプリケーション形式で提供され、オンライン上でチケットの発行、販売、管理が可能です。このシステムの導入により、事業者は業務の負担を軽減し、ペーパーレス化及び窓口の混雑解消を図ることができるでしょう。また、利用者にとってもチケットの紛失リスクが軽減され、より便利に使えるようになります。
レシップはこれまで、バスや鉄道など公共交通に関連する製品とサービスを展開してきました。「QUICK TRIP」の登場は、観光市場だけでなく移動後のコミュニティとの連携を強化する一環とも言えます。
開発の背景と観光需要の回復
新型コロナウイルスの影響を受けた観光業界が5類感染症に移行し、インバウンド観光客をはじめとする旅行需要の回復が見込まれています。それと同時に、観光事業者からは多言語での情報提供の必要性や人手不足の解消が求められていました。レシップは、2020年10月より提供しているスマホ乗車券アプリ「QUICK RIDE」を通じて得た経験を元に、「QUICK TRIP」を開発しました。これにより、多言語対応や使いやすさが一層強化されました。
ユーザーに優しいシステム
使いやすいWEBアプリ
「QUICK TRIP」は、ダウンロード不要のWEBアプリ形式で、観光に特化したインターフェースを持っています。特に、GoogleやFacebookなどのソーシャルログインにも対応しており、簡単にアクセスできます。さらに、日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、ベトナム語、タイ語の6言語に対応し、国内外の観光客にも利用しやすくなっています。
チケットの発行・販売が簡単
多様なチケットタイプ(1日券、複数日券、定期券、クーポン券など)を簡単に発行できます。また、特定の観光地向けのクーポン券にも対応し、地域全体での利用促進に寄与します。デザインのカスタマイズも可能ですので、事業者のニーズに合わせて運用できます。
クラウドプラットフォームでの管理
「QUICK TRIP」は、事業者向けに設計されたクラウド型プラットフォーム「LECIP Content Management Platform(CMP)」を利用し、チケッティングの全プロセスを管理します。売上報告やクーポン券利用の記録も簡単に行えるため、観光事業者の業務効率化に貢献します。
まとめ
「QUICK TRIP」は、観光市場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するために開発された、便利でユーザーに優しいモバイルチケットシステムです。観光需要の回復を見込み、今後の観光業界に貢献することを目指しています。ぜひこの機会に、「QUICK TRIP」を利用して新たな観光体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。詳しくは特設サイトをご覧ください。
特設サイトはこちら
LECIP CMPサイトはこちら