CM好感度ランキング
2018-01-17 11:00:50

年末年始CM好感度ランキング、auが4年連続1位に輝く

年末年始CM好感度ランキング、auが4年連続1位に輝く



CM総合研究所が発表した年末年始のCM好感度ランキングで、通信キャリア「au」が4年連続で総合1位を獲得しました。多くのブランドが特別なCMを投入し、この時期ならではのコンテンツの盛り上がりを見せています。

auの魅力的なCM



auは、松田翔太が桃太郎、桐谷健太が浦島太郎、濱田岳が金太郎を演じる「三太郎」シリーズを通じてブランドイメージを強化しています。このシリーズの最新作では、金太郎と織姫(川栄李奈)の恋の進展を描いたCMが好評を博しました。特に元日には「笑おう」をテーマに、ガールズバンドyonigeによるアレンジ曲『聖者の行進』を背景に、登場人物たちがさまざまな失敗を乗り越える姿が描かれました。さらに、大晦日には過去2年間の元日に放送したCMを総集編として180秒の枠で放送し、視聴者の記憶に残る印象を与えました。

SoftBankが2位を獲得



次に、SoftBankが第2位にランクインしました。竹内涼真がカラオケで「残酷な天使のテーゼ」を歌うCMが特徴的で、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の予告風の演出が話題に。オリンピックイヤーに関連するテーマを取り入れたCMも展開され、観る人々の興味を惹きました。特に1月3日の映画『君の名は。』放送枠では、家族の入れ替わりを題材にした特別CMを放送し、視聴率を高める狙いが見えました。

その他の注目ブランド



CMランキングでは、3位に「どん兵衛」、4位に「Indeed」が入りました。「どん兵衛」は、山崎まさよしの楽曲を使用し、星野源が出演するCMが話題に。大晦日までの10日間、集中的に放送され、その好感度を上げました。一方「Indeed」は、斎藤工と泉里香が出演するシリーズを展開。お笑いコンビ・千鳥も登場しユーモアを加え、9作品にわたってさまざまな職業を演じるスタイルが人気を集めました。

通信業界の勢い


5位の「ワイモバイル」から7位の「UQ」までは、通信関連の企業が続いており、年始の勢いは止まりません。ワイモバイルは、「ワイモバ学園」シリーズが牽引し、斎藤工や桐谷美玲らが出演するなど、インパクトのある展開で視聴者を惹きつけました。NTT DOCOMOも安室奈美恵とのコラボCMを放送し、存在感を発揮しました。

創造的なCMが新時代を創る



ランキング上位を占めた企業の多くが、長尺CMや特別な番組連動型CMを駆使して視聴者の関心を引きつけています。年末年始の特別な時間に、リアルタイムで視聴することができるCMの魅力を最大限に生かし、広告効果を確実に楽しむ姿勢が伺えます。特に、2020年東京オリンピックを意識したCM展開も目立ち、スポーツを通じて社会的なメッセージを伝えるブランドの姿勢が強調されています。

未来を見据えたCMの展望



新年を迎えるにあたり、未来を描いたCMも見られました。NTT DOCOMOが元日から展示した新作CMには、Perfumeがそれぞれ異なる都市でパフォーマンスを披露し、5G技術を駆使したエンターテイメントが映し出されています。また、大和ハウス工業も新たな物流のAI化に向けての取り組みをCMで紹介し、興味を引きました。

これからも、CMを通じて企業の新たな挑戦や社会課題に取り組む姿勢が可視化されていくことでしょう。2018年のCMは、テクノロジーによる変革だけでなく、多様性を尊重するメッセージを背負ったものになることが期待されます。

会社情報

会社名
株式会社東京企画
住所
東京都千代田区内幸町2ー2ー1日本プレスセンタービル3階
電話番号

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