ビジネスケアラーの実態
2025-12-10 15:22:36

ビジネスケアラーの親のリハビリ効果に関する意識調査結果

ビジネスケアラーの親のリハビリに関する意識調査


株式会社テクリコは、ビジネスケアラー(30代〜50代の男女)を対象に、『ビジネスケアラーの親のリハビリに関する意識調査』を実施しました。調査の結果は、ビジネスケアラーが親のリハビリに関して多くの期待を抱いている一方で、実際にはその効果を感じられていない実態を示しています。

調査の背景


2025年問題を前に、高齢者の介護やリハビリに対する需要が高まっています。また、介護離職も大きな社会問題となっています。そのような中、ビジネスケアラーは『仕事と介護の両立』を求められ、負担軽減が急務とされています。多くの要介護者がリハビリテーションサービスを利用している一方で、ビジネスケアラーたちは、仕事との両立からリハビリ現場に立ち会うことが難しい状況です。

調査結果の概要


調査の結果、ビジネスケアラーの53.5%が自身が介護する親がリハビリを受けていると回答しました。しかし、リハビリに対する負担感は深刻で、主に「介護時間の確保」や「親への不安」、そして「職場のストレス」といった精神的な負担が挙げられました。

リハビリに対する期待の声では、最も多かったのが「日常生活動作の維持・向上」で22.6%、次いで「身体機能の維持・向上」が21.0%であり、最後に「自分や家族の介護負担の軽減」が19.5%でした。しかし悲しいかな、期待していた効果を感じていないと回答したビジネスケアラーは42.0%にも上りました。

不安や不満の実態


親のリハビリに関してビジネスケアラーが不安や不満に感じている事柄として、最も多かったのは「リハビリによる効果がわからないこと」、次に「本人が意欲的に取り組めているかの不安」がありました。また、ポジティブなデータもあり、多くのビジネスケアラーはリハビリ関連の情報を「見える化」してほしいと考えており、その具体的な希望としては「身体・認知機能の変化」が46.6%、続いて「今後のリハビリ計画」や「具体的な実施内容」が上位に挙げられました。

結論


今回の調査を通じて、ビジネスケアラーたちが親のリハビリについて多くの期待を寄せながらも、期待通りの効果を実感できていない現状が浮き彫りになりました。『リハまる』のような、リハビリ内容を可視化し、本人のモチベーションを向上させるためのシステムが求められる理由はここにあります。

リハビリを受ける本人が自らの努力の結果を目にし、実感できることで、より積極的に取り組んでいく姿勢が期待されます。今後、更なるリハビリ施策の充実が求められています。

参考リンク





画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

会社情報

会社名
株式会社テクリコ
住所
大阪府大阪市北区梅田1-1-3大阪駅前第3ビル23階
電話番号
06-6343-8450

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。