新たな物流支援サービス「KujiLogi」の登場
オフラインでのくじ販売が常に手に入った時代は過去のものとなり、今やオンラインでのくじ引きがその中心にいる時代へと変わっています。その中で、株式会社ボーダーラインは、オンラインくじに特化した新サービス「KujiLogi」の先行受付を7月14日より開始しました。このサービスは、オンラインくじビジネスが直面する複雑な物流課題を解決するために設計されています。
オンラインくじにおける物流の課題
オンラインくじ業界では、次のような物流の課題に直面することが一般的です。
1.
送料高騰のリスク
一見単純に見える小物グッズのくじ引きでも、梱包の組み合わせによっては送料が予想以上に高騰することがあります。配送コストがエンドユーザーに請求する金額を大きく上回るケースが多く、これは事業者の利益を圧迫する問題となっています。
2.
多品目による仕分けの限界
オンラインくじでは、1件あたりの平均アイテム数が18.6と非常に多く、特に缶バッジやアクリルスタンドなどの小物グッズが混在しているため、仕分け作業が難航します。人的なピッキングでは限界があり、コストやスピードのトレードオフが避けられません。
3.
長期リードタイムによる機会損失
受注生産が基本であるため、注文から商品が顧客の手元に届くまでに通常2.5ヶ月から3ヶ月かかります。この長いリードタイムが顾客満足度の低下を招き、問い合わせが増加する要因となっています。
KujiLogiの解決策
「KujiLogi」では、これらの課題に対して以下のような解決策を提供します。
複数の商品を自動検知し、最適な箱サイズを自動で算出します。これにより、送料を抑えることが可能になります。
KujiLogiでは、3次元自動仕分けロボット「T-Sort 3D」を活用し、1日に最大10,000PCSを迅速に仕分けます。運用人員が少なく、仕分け精度も大幅に向上します。
一般的なリードタイム3ヶ月を最短で2ヶ月に短縮することを目指しています。これにより、顧客満足度も向上するでしょう。
提供形態と今後の展望
KujiLogiのサービスは、既に実績のあるオンラインくじEC運営代行を基に、「業務自動化オプション」を組み合わせて提供されます。今後はSaaSとしての利活用も視野に入れ、多くの事業者様に恩恵をもたらすことが期待されます。
先行導入の相談を受け付け中
この新しい物流支援サービスに興味がある事業者様は、ぜひ早めにご相談ください。物流の課題を整理したい方や、業務フローの可視化を始めたい方には無料相談も用意されています。詳細は専用フォームからのお問い合わせをチェックしてみてください。
【サービスサイト・お問い合わせ先】
KujiLogi公式サイト