#国際交流 #日本国際協力センター #JENESYS

2024年11月、日本の大学生や社会人5名が、外務省の「対日理解促進交流プログラムJENESYS」の一環として、東ティモールを訪問します。今回の派遣プログラムは「日本・東ティモールビジネス交流」と題されており、参加者は訪問中に東ティモールの若手起業家や青年商工会メンバーとの交流を行い、ビジネスに関する情報や文化体験を通じてお互いの国の魅力を理解することが目的です。

プログラムの詳細として、まず11月19日に成田空港からデンパサールに飛び、翌日にはディリの日本大使館を訪れます。在東ティモール日本国大使館での表敬訪問と講義を受けた後、特定非営利活動法人パルシックの視察が行われ、国際協力やODA（政府開発援助）に対する理解を深める機会が設けられます。

21日には、起業家とのビジネス交流が実施され、その後JICA東ティモール事務所の視察も行われます。この日はレセプションも予定されており、参加者がより深い交流を図るチャンスが広がります。

続いて22日には、青年商工会とのビジネス交流や、ピースウインズ・ジャパンの視察、東ティモール・レジスタンス博物館の訪問も行われる予定です。歴史的な背景を学ぶことに加えて、国際社会における日本の役割についての理解を深めることが期待されています。

23日には、ローカル市場でもあるマンレウアナ市場を訪れ、地元の人々との交流を通じて彼らの日常生活を体験します。また、ホームビジットも行われ、現地の家庭に宿泊することで、リアルな文化を肌で感じることも重要な体験となります。

24日には、クリストレイやタイス市場、サンタクルス墓地を訪れる文化体験が予定されており、ワークショップを通じて学びを深めます。こうした活動を通じて、双方の国の文化や価値観に対する理解を深めることが狙いです。

プログラムの最後には報告会があり、参加者が渡航の成果を発表し、帰国後のアクションプランも共有します。帰路は、ディリのプレジデンテ・ニコラウ・ロバト国際空港からデンパサールに戻り、最終日に日本に帰国します。

本プログラムは、一般財団法人日本国際協力センター（JICE）が実施しており、対面での交流を通して、若い世代の国際理解や友情の構築を図っています。JENESYSプログラムを通じて、日本とアジア太平洋地域の理解を深め、外交基盤を強化していく活動に期待が寄せられます。

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