自動運行管理の新しいブレークスルー、Cagou IT点呼
株式会社コアが開発した「Cagou IT点呼」は、業務の効率化と運転者の負担軽減を目的としたクラウド型点呼システムです。国土交通省が推奨する業務前自動点呼の先行実施に対応しており、簡単に導入できるのが最大の魅力です。ここでは、「Cagou IT点呼」の特長や自動運行管理における役割について詳しくご紹介します。
1. 業務前自動点呼の先行実施とは
近年、自動運送業界において運行管理の重要性が高まる中、国土交通省は業務前の自動点呼に関する新しい要件を整備しています。2023年4月以降、業務後に運行管理者の立会いなしで自動点呼が実施可能となりましたが、業務前の自動点呼に関しては依然として様々なケースを想定する必要があります。そこで、業務前自動点呼についての実証実験が進められており、「業務前自動点呼の先行実施要領」も策定されています。この要領を満たすことで、業務前の自動点呼を行うことが可能です。
本先行実施は2024年12月末までの申請受付が行われ、実施期間は2025年3月31日までとなっています。これは、自動車運送事業者にとって、大きなチャンスです。自社の業務形態に合わせたかたちで、自動点呼の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
2. Cagou IT点呼の特長
「Cagou IT点呼」は、運行管理者と運転者双方の業務負担を軽減することを設計理念に持っています。
- - 様々な点呼方式に対応: 遠隔点呼や電話点呼、対面点呼、業務後の自動点呼に加えて、業務前自動点呼にも対応しています。これにより、運転者の長時間労働の削減を実現できます。
- - コスト削減にも貢献: 1ライセンスで全ての点呼方式が利用できるため、追加料金は不要です。専用端末を必要としないため、すでにお持ちのモバイル端末を使用できます。
- - 操作が簡単: スマートフォンやタブレットの画面で直感的に操作ができる設計となっており、運転者が自分一人でもスムーズに点呼ができます。これにより新しいシステムへの抵抗感を軽減し、導入時の教育コストを大幅に削減することができます。
3. 国土交通省の補助金制度の活用
「Cagou IT点呼」は、国土交通省の事故防止対策支援推進事業における補助金対象機器に認定されています。このため、補助対象の事業者が申請することで、機器取得にかかる経費の半額(上限あり)が補助されます。このような制度を活用することで、より低コストでの導入が可能となります。
まとめ
Cagou IT点呼は、自動車運送事業者にとって業務効率化の強力なツールです。業務前自動点呼の実施に興味がある企業様は、ぜひこの機会を逃さず、導入を検討してみてはいかがでしょうか。必要な情報は、株式会社コアの公式サイトやサポート窓口で手に入ります。
【お問い合わせ先】
株式会社コア
Cagou サポート窓口
TEL: 0120-939-861
E-Mail:
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株式会社コアについて
1969年に設立された株式会社コアは、東京証券取引所プライム市場に上場する企業としてICTを駆使し、社会課題の解決に取り組んでいます。今後とも新たな価値を創造し、持続可能な社会の実現を目指していきます。