岐阜県産材を用いたトレーラー型ハウス「GF-BASE」の誕生
岐阜県羽島郡に本拠を置くヤマガタヤ産業株式会社と太平ハウジング株式会社が、岐阜県産材を贅沢に活用した移動式ハウス「GF-BASE(ジーエフベース)」を発表しました。このトレーラー型ハウスは木質空間とモビリティを組み合わせた新しい空間ソリューションを提案し、「森の空間をどこへでも運ぶ」をテーマにした開発が行われました。
開発背景
近年のテレワークやワーケーションの普及、そしてアウトドアの人気の高まりに伴い、柔軟に設置できる空間ニーズが増加しています。特に、トレーラー型ハウスはその利用のしやすさから法人にとっても魅力的です。建築確認申請が不要(条件付き)であり、減価償却期間が短いことで、多くの企業が導入を検討しやすい環境を整えています。しかし、既存の製品には「内装が人工的である」や「日本の気候に合わない」などの課題がありました。
「MORI-bility」コンセプト
「GF-BASE」は、「MORI(森)× Mobility(移動性)= MORI-bility」というコンセプトの下で開発されています。このハウスは、木の温もりや香り、調湿機能を活かした「本物の木の空間」を提供し、必要な場所へ直接運ぶことができます。
商品の特長
1.
岐阜県産材使用: 地域に密着した材を使用することで、環境に配慮し地域経済の活性化にも寄与します。
2.
“呼吸する空間”: 木材を使用した壁面は調湿効果があり、消臭効果でリラックスできる空間を実現。
3.
高居住性能: 高断熱仕様で、断熱性能等級6に相当する性能を誇ります。
4.
移動性: 車両扱いのため、設置・移動が非常に便利で再利用も容易。
5.
カスタマイズの自由度: 各用途に応じた仕様変更が可能です。
多様な用途展開
GF-BASEはさまざまな用途に対応可能です。
- - WORK: オフィスやサテライト拠点
- - STAY: 宿泊やグランピング
- - SHOP: 店舗やポップアップスペース
- - LEARN: 教育施設
- - RELIEF: 災害支援
- - HOBBY: 趣味の空間
それぞれの用途に応じて、施設の設置や利用が可能で、景観にもなじみやすいディザインが施されています。
災害時の活用
従来の仮設住宅と比べ、GF-BASEは設置にかかる時間が短く(数時間から数日)、移動も可能であり、再利用ができる点が大きな特徴です。この移動式木質空間は、被災者の心理的ケアをも考慮した設計となっています。
今後の展開
今後はプロトタイプの製作や展示、体験イベントの実施、法人や自治体への導入提案を通じて市場展開を進める予定です。これにより、地域材の活用をさらに促進し、新たな市場を開拓することを目指しています。
商品概要
- - 商品名: GF-BASE
- - 構造: シャーシ+木造枠組壁構法
- - サイズ: 約6m
- - 主材: 岐阜県産材
- - 用途: オフィス、宿泊、店舗、教育、災害支援など
ながら、ヤマガタヤ産業株式会社は1918年の設立以来、地域に根差した質の高い木材を提供しつづけてきました。木材に関連するさまざまなソリューションを提案し、地元の人々の生活をより快適にしていくことが同社の目標です。