大学生のための「ティピーのローカルキャンパス」
2020年の春以降、大学教育は大きな変化を迎えました。オンライン授業の導入により、多くの学生が自宅からリモートで学びを続けている状況です。この新たな状況は、授業を受ける場所に制限がなくなった一方で、同世代の仲間との出会いや活動への機会が減少しているという側面もあります。大学が持つ、本来の「場」としての機能が様々な形で失われつつあるのです。そこで、ティピーはこうしたニーズに応えるべく、「小田原お試し移住」を企画しました。このプロジェクトは、学生たちに地域との関わりを持ちながら、実体験を通じて学びを深めることを目的としています。
ティピーのローカルキャンパスの概要
「ティピーのローカルキャンパス」は、小田原の地域コミュニティと密接に連携しながら新しい挑戦を重ねる、半年間の実践型プログラムです。このプログラムは、ティピーに参加する仲間たちが地域での生きた学びを提供し、リアルな体験が何よりの教育になることを目指しています。「さぁ、やっちゃおう。」というスローガンのもと、参加者は自ら動き、新たな挑戦に取り組むことが求められます。
具体的な特徴
プログラムは以下のような特徴を持っています:
- - ご近所さん制度: 小田原で活躍する地元の方々、合計10名が「ご近所さん」として参加者をサポートします。農業や漁業、ものづくりに携わる方たちから、地域に根ざした仕事の実情を学びます。
- - チャレンジプロジェクト: プロジェクトの最後には、参加者が自らのアイデアを「地域と私たちが豊かになれるには(仮)」プレゼン大会で発表します。新たな事業やイベントを通じて地域の活性化に寄与することが目指されます。
- - 宿泊体験: 毎月1回、ティピーへの宿泊券が提供され、地域の日常を身をもって体験することができます。この宿泊は、全6回の宿泊を参加費に含んでいます。
- - 合宿活動: プロジェクト初月には2泊3日の合宿が計画され、参加者同士の親交を深める機会を設けています。
- - サポート制度: 運営メンバーやご近所さんが、プロジェクトの進行を積極的に支援します。また、地域の実践者との繋がりを提供するプラットフォームとも協力し、必要なサポートを受けられる体制が整っています。
参加条件と費用
参加するためには以下の条件が求められます:
- - 25歳以下の社会人または学生
- - 初回合宿(7月23日〜25日)に参加可能なこと
- - 月に一度以上のティピー宿泊ができること
- - 積極的に活動に参加し、楽しむ意欲があること
参加費用は45,000円(半年間)で、これはプログラムに基づいた宿泊費用を含んでいます。
お申し込み方法
参加を希望される方は、指定のフォームから申し込みを行い、その後Zoomで簡単な面談を実施します。定員は10名で、定員に達し次第締切となりますので、お早目のお申し込みが推奨されます。
ティピーの代表、内田佑介は、「地域の魅力を再発見し、若者にとっての新しい学びの場を提供していきたい」と語っています。このローカルキャンパスを通じて、若者が自分らしく挑戦し、成長していく姿を楽しみにしています。