祭・MATSURIフェスティバル
2023-08-29 11:00:02

大阪万博記念公園で新しい祭り「祭・MATSURIフェスティバル」を開催!

音を通じた平和の祈り、祭・MATSURIフェスティバル



2023年9月21日、国際平和デーを記念して、大阪万博記念公園で「祭・MATSURIフェスティバル」が開催されます。本イベントでは、国連平和の鐘を守る鐘打式が行われた後、特設の竹林で音の体験を通じ、平和への祈りを深めるユニークな祭りです。

フェスティバルの概要


本フェスティバルの主な活動の一環として、国連平和の鐘を基にした鐘打式が実施されます。この鐘は、2015年に元愛媛県宇和島市長の中川千代治氏が制作し、国連に寄贈したもので、以来平和への象徴として重要な役割を果たしています。中川氏の遺志を継承するため、彼の娘である高瀬聖子氏が設立した一般社団法人「国連平和の鐘を守る会」が主催し、多くの大使や領事が出席する予定です。

音の空間を楽しむための特設会場では、約50本の竹を用いて作られた「竹林」にて、鐘の音を体感できます。この竹林では、鐘の響きや残響音を巡らせることで、まるで鐘の中にいるかのような不思議な音の体験を提供します。本フェスティバルに参加する皆さんは、竹林の中を歩き回りながら、音の変化を楽しんだり、自分で竹を揺らすことで新たな音を重ねたりすることができます。

フェスティバルの魅力


イベントは、来場者がそれぞれの想いで自由に体験できる「祈りの祭り」として展開されます。9月21日には、音楽のステージも設けられ、鐘の音と調和する音楽が奏でられます。このように、自分のペースで音の世界を楽しむことができるイベントは、単なる音楽祭とは一線を画したものです。

また、祭の文化を支えるための「祭・MATSURIプロジェクト」も紹介される予定です。これは地域文化の衰退に歯止めをかけることを目的としており、平和の祈りを共有する「祭り」として国内外から集まる祭りを一堂に集める草の根運動の一環でもあります。

平和の鐘の歴史


国連平和の鐘は、1970年の大阪万博でニューヨークの国連本部から里帰りし万博会場に設置され、会場で鐘の音が響かせられました。現在、大阪万博記念公園に設置されている鐘は、当時の鐘楼に下げられたもので、万博期間の終了後に日本に戻され、以降は公園のシンボルとして親しまれています。この鐘を通じて、国際的な平和のメッセージを広げることが、今後の地域文化振興に繋がることを期待しています。

参加方法や詳しい情報


祭・MATSURIフェスティバルは、入場料が無料で参加できますが、公園への入場料が別途必要です。時間は11時半から16時までで、その中で随時鐘打式と各種イベントが行われます。ぜひ、皆さんと一緒に新たな祭りを楽しみ、音を通じて平和への祈りを深めるひと時を過ごしてください。

参加を希望する方は、公式サイトをご確認の上、当日ぜひ足を運んでみてください。国際平和デーに向けた素晴らしい体験が待っています。

会社情報

会社名
一般社団法人祭研究会
住所
東京都千代田区平河町1-4-5平和第一ビル5階
電話番号
03-6261-0506

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