京都の新たなクリエイター拠点「COVO」
株式会社WORDは、創業以来の書籍編集における知識と経験を武器に、クリエイターたちの新しい拠点「COVO」を京都市北区にオープンしました。新型コロナウイルスの影響による働き方の変化を受けて、クリエイターたちのスキルアップやコミュニティの形成を目指したこの取り組みは、地域の創造性を引き出すための重要な一歩となります。
COVOの特徴と利便性
COVOは、鞍馬口駅から徒歩0分、近隣の四条烏丸駅や京都駅へのアクセスも良好。職場環境として各種プランが用意されており、フリーアドレスでの利用が可能なコワーキングスペースから、個人用の専用ブースや企業登録が可能な個室まで、多様なニーズに応えてくれます。特に、以下のプランはクリエイターにとって魅力的です。
- - ドロップインプラン: 利用した分だけの従量課金制で、固定費がかからないため、初期投資を抑えられます。
- - バーチャルオフィスプラン: 月額7700円で住所利用が可能。スタートアップ企業に最適です。
- - ブースプラン: プライバシーを確保できるパーテーションで仕切られたデスクが24時間利用可能です。
- - 個室プラン: 鍵付きの個室が月額料金で利用でき、法人登記も可能。
多様なサポートプログラム「NEST」
COVOでは「NEST」という相互支援プログラムを展開し、クリエイター同士の連携を深めています。このプログラムは次の4つの側面からサポートを行います。
1.
相互制作サポート: 利用者同士でのスキルシェアとビジネスマッチングを行い、組織の枠を超えた協力を促進します。
2.
スキルアップ: 月に一回専門家を招いて勉強会を開催。様々なテーマでの学びの場を提供します。
3.
ビジネスマッチング: 地元中小企業とクリエイターを結びつけ、技術やサービスの発展を支援します。
4.
無料コンサル: クリエイターに対して相談窓口を設け、事業運営に関するアドバイスを提供します。
COVOの位置づけと展望
京都にはすでに70以上のコワーキングスペースが存在し、その多くは市中心部に集中しています。しかしCOVOはクリエイティブ系の人材が多く集まる北区をターゲットにし、独自の価値を提供しています。また、全国にネットワークを持つ株式会社あきない総合研究所との提携により、他地域のコワーキングオフィスも利用できるのが最大の魅力です。これにより、COVOの利用者はさらに新たなビジネスチャンスを見つけることができます。
今後も株式会社WORDは、クリエイターたちの支援を通じて地域社会への貢献を目指し、積極的に事業を展開していく方針です。
まとめ
「COVO」は、単なる作業スペースではなく、クリエイター同士の交流や学びの場として、そして地域との連携を深めるコミュニティとして位置付けられています。クリエイターの皆さんにとって、ぜひ利用したい新しい環境が整っています。今後の展開が楽しみです。