学生主導で実現!あべのハルカスで「萌ゆるReal」が体験できる学園祭
大阪のランドマーク、あべのハルカス近鉄本店では、22の大学や学生団体が参加する「ハルカス学園祭」が、11月21日(木)から5日間開催されます。
4回目の開催となる今回は、学生たちの意見を積極的に取り入れ、より魅力的なイベントにしようと、学生たちによる実行委員会が初めて立ち上げられました。実行委員会は、半年かけて「ハルカス学園祭」の目指す姿やテーマ、共同企画などを議論し、学生主導で決定しました。
百貨店として、学生たちの斬新な意見やアイデアを積極的に取り入れ、リアル店舗での買い物の魅力である「作り手との交流」や「体験」を提供することで、若い世代との接点を増やしたいと考えています。
「萌ゆるReal」がテーマ!学生たちの熱い想いが詰まったイベント
今年のテーマは「萌ゆるReal」。「萌ゆる」には、新たな出来事が始まるワクワクした気持ち、そして「萌える=好き」という意味が込められています。「Real」は、学生たちのありのままの姿や学園祭のライブ感を大切にするという想いを表現しています。
テーマは、5月に開催されたキックオフミーティングで、参加する大学・専修学校の学生たちによって決定されました。イベントを盛り上げるため、学生らしい自由でワクワクするような新たなイベントコンセプトを出し合い、その後も月に1回のミーティングを重ねて、テーマや出店内容を詰めていきました。
ロゴデザインも、学生たちの投票によって、大阪芸術大学デザイン学科の大竹七音さんの案が採用されました。
見どころ満載!学生たちの「Realな想い」が詰まったイベント内容
今回の「ハルカス学園祭」では、学生実行委員会による初企画のラジオ番組「ハルカス学園~萌ゆるReal~ラジオ」や、学生たちが開発した美味しいグルメ、SDGsや生成AIを活用したブースなど、個性豊かな出店が予定されています。
学生実行委員会による初企画!「ハルカス学園~萌ゆるReal~ラジオ」
学生実行委員会のミーティングの中で、「参加する各学校が共同で実施するイベントを行いたい」という意見が出たことから、イベントに来場することでしか体験できないコンテンツとして、ラジオ番組の配信を企画しました。
会場でしか聴けない「ミニFMラジオ」を通じて、学生たちが「Realな想い」を語り、学校の魅力を紹介します。
「学生たちが開発した美味しいグルメ」
桃山学院大学<起業部>
人気ベーカリー「クックハウス」とコラボし、学生ならではの意見を反映した新しいパンを販売します。
Momoメロンじゃなくて桃パン(1個216円)
デニピザ 桃とみそのコラボ(1個540円)
相愛大学<管理栄養学科>
ウチワサボテンの赤い実を使用したクラフトビールや、コラーゲン入りの紅茶をBAR形式で楽しめます。
* サボテンの赤い実のクラフトビール(発泡酒)(1杯715円)
福知山公立大学<地域経営学部谷口ゼミ>
「若者酒づくりプロジェクト」で開発した日本酒や、新感覚の日本酒カクテルを楽しむことができます。
「SDGsの実現」&「生成AI活用」
大和大学<社会学部SDGs研究推進室「りぷる-ripple-」>
「食の未来に潤いを」を合言葉に、賞味期限までまだ日があるのに、パッケージが傷んでいるなどの理由で一般には出回らない「理由ありチョコ」を販売します。
マロニエファッションデザイン専門学校<ファッションクリエイション学科>
生成AI技術を活用したワークショップを開催します。生成AIがデザインした、世界に1つだけのバッグを会場で制作できます。
「ハルカス学園祭」が開催される背景
「ハルカス学園祭」は、産学連携で開発した商品や、授業で制作した作品の販売や展示を行うほか、ゼミや部・サークルでの活動など、学生たちの多彩な取り組みを紹介するイベントです。
コロナ禍で学生が日頃の成果を発表する場が減少している中、リアルな社会における体験や経験を提供し、お客様に学生との交流を楽しんでいただきたいという思いから、2021年より毎年11月に開催されています。
また、あべのハルカス近鉄本店では、阿倍野・天王寺の街を盛り上げようと、エリア内の施設や企業と連携し、2019年11月21日より、毎月21日に「ええやんまちフェス」を開催しています。本年は11月16日(土)から26日(火)まで、上本町・四天王寺・新今宮・新世界・あべの・天王寺エリアにて「ええやんまちフェスまるっと文化祭」を開催し、本イベントはその一つとなります。