CINC、業務効率化に向けた新たな一手
株式会社CINCは、業務の生産性向上を目指し、自社開発の社内ツール『CINSOC』を活用している。このツールによって、月間で約160時間分の業務が効率化され、年間では約1,920時間の削減が見込まれるという。同社は創業当初からビッグデータの収集と分析に特化したコンサルティングを展開しており、質の高いサービス提供には多量のデータの処理が欠かせなかった。しかし、従来の手作業では時間がかかり、業務の効率が課題となっていた。
CINSOCの導入背景
CINCでは、デジタルマーケティングにおける効果的な成果を上げるため、継続的なデータ収集が必要不可欠だ。そのため、業務効率を高めるために自動化を進める中で、社内ツール『CINSOC』の開発に着手した。このツールは、コンサルティング業務における分析や提案作成、営業業務での提案準備の自動化を主な目的としている。
効率化された業務プロセス
ツールの改善により、データの収集や処理、レポート作成といった業務が大幅に効率化された。具体的には、従来数時間から数十時間を要していた定型業務を自動化することで、月平均約160時間の業務削減が達成された。これにより、CINCの従業員はより価値の高い業務に集中できるようになり、顧客への提供価値が向上する見込みだ。
今後の展望とビジョン
CINCは今後もCINSOCの機能開発を継続し、さらなる業務効率化を図る考えだ。創出された時間は、顧客へのサービス提供へと還元し、会社のビジョン「マーケティングソリューションで、日本を代表する企業へ。」の実現に繋げたいとしている。
CINCの取り組みは、顧客にとっての価値向上だけではなく、社員の作業環境の改善にも寄与している。業務の自動化により、社員一人ひとりがクリエイティブな仕事に取り組む時間が増えるため、結果として企業全体の生産性が向上することが期待される。
マーケティングDXサービスの概要
さらに、CINCはマーケティングDX領域でも様々なサービスを展開している。デジタルマーケティング戦略の設計、コンテンツマーケティングのコンサルティング、SEOやSNSに関するアドバイス、さらにはYouTubeマーケティングに至るまで、多岐にわたるサービスを提供している。この多彩なサービスを通じて、クライアントのビジネス成長を力強くサポートする姿勢が伺える。
会社情報
株式会社CINCは2014年に設立され、東京都港区に本社を置く。東証グロースに上場しており、証券コードは4378。代表取締役社長の石松友典氏は、CINCのビジョンを体現し、社員と共にマーケティングの未来を切り拓いている。CINCの取り組みは、今後のデジタルマーケティング市場においても大きな影響を与えることが期待されている。
詳しい情報は
CINCの公式サイトを参照されたい。