富士薬品と高松市が締結した地域見守り協定
2025年1月24日、株式会社富士薬品(埼玉県さいたま市)は香川県高松市と「高松市地域で支えあう見守り活動に関する協定」と「災害時における医薬品供給協力等に関する協定」を締結しました。この協定により、富士薬品は高松市民の安全で健康的な生活の確保を目指し、地域貢献に取り組むことになります。
見守り活動の目的
この見守り活動の協定は、高松市内に住む高齢者などが地域で安心して生活できる環境を構築することを目的としています。協定内容には、富士薬品の営業員が日常の営業を通じて高齢者の異変に気づいた場合、迅速に適切なサポートを提供する仕組みが盛り込まれています。これによって、地域福祉の向上が目指されています。
災害対策の重要性
さらに、医薬品供給に関する協定では、自然災害が発生した場合に医薬品を迅速に提供できる体制が整えられています。高松市内にある160以上の指定避難所や保健センターに医薬品を常備するほか、災害時の無償提供も行います。このような体制を構築することで、市民生活の早期安定を図ります。
協定締結の背景
高松市ではこれまで地域の民生委員や児童委員を中心に、地域支援活動を強化してきました。また、99の協力事業者との協定締結により、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせる環境作りに取り組んでいます。災害時には、地域での物資備蓄計画の更新を行い、必要な対策に努めています。
一方で富士薬品は「とどけ、元気。つづけ、元気。」をスローガンに掲げ、自社のサービスを通じて地域の人々を支えることを目指しています。配置薬事業を通じて、高松市の約7,000軒の家庭や企業に医療サービスを提供しています。このような背景から、富士薬品と高松市との連携協定が実現しました。
まとめ
富士薬品は今後も高松市と連携し、地域住民の「安心・安全な暮らし」に貢献し続けます。この新たな取り組みが地域の福祉を向上させ、高松市民の生活の質を高めることに寄与することを期待しています。高松市と富士薬品の協力を通じて、地域に根ざした医療と福祉の確立が進められていくことでしょう。
富士薬品について
富士薬品は、1930年に富山県で配置薬販売業として創業し、その後多角的な医薬品事業を展開しています。ドラッグストア「セイムス」を中心として、全国に展開し、地域密着型のサービスを実現しています。詳細については
公式サイトをご覧ください。