インドネシア初の特定技能人材トレーニングセンター
2025年12月15日、インドネシアのバンドン市で、株式会社アプティグローバルが設立した特定技能人材トレーニングセンターの開校式が盛大に行われました。このトレーニングセンターは、日本の自動車業界に特化した技術を学ぶ若者たちを育成することを目的としており、外資企業としては初めての試みです。
開校の背景と目的
近年、日本国内の人材不足が深刻な問題となっており、特に自動車整備業界では多くの人材が求められています。アプティグローバルは、インドネシアを中心とした特定技能人材の養成を通じて、この課題に取り組みます。
バンドン市に新設された「アプティグローバル トレーニングセンター」では、自動車整備、二輪車整備、板金塗装などの専門技術はもちろん、日本語や日本文化も学ぶことができるプログラムが提供されます。このセンターの設立により、日本企業への優秀な人材供給が期待されています。
設備と資格
新設のトレーニングセンターは、最新の設備を完備した実技トレーニングエリア、座学教室、執務室、会議室などを有しています。特に、雇用契約から日本での就業後の支援まで、全てを自社で一貫して行う「ワンストップ」サービスを提供することが特長です。これにより、質の高い人材を日本企業に紹介することを可能にします。
地域との関係構築
開校式には、地域の行政関係者や当社のインドネシア法人代表が多数参加し、未来の発展に向けた期待の声が上がりました。特に副市長からは、「アプティグローバルの存在が地域の若者たちに新たな希望を与える」との期待が寄せられました。
今後の展望
私たちは、今後3年間で10万人の特定技能人材を日本企業に派遣することを目指し、現地での教育とサポートを充実させる予定です。教育プログラムには、技術だけでなく、日本語のスキル向上や文化の理解も含まれており、参加者はより早く現場に適応できるようになります。また、就職後も定期的なサポートを行い、長期的な取り組みを継続していくことが求められています。
結論
アプティグローバルのトレーニングセンターの設立は、インドネシアと日本の架け橋となるだけでなく、自動車業界の未来を支える人材養成の基盤として重要な役割を果たすでしょう。地域との協力を強化し、今後も更なる発展を目指していきます。