副業・兼業時代の確定申告を簡単に!会計バンクとタイミーが業務提携
近年、副業や兼業といった多様な働き方が増加し、スキマ時間を活用したスポットワークが急速に普及しています。しかし、確定申告の手続きに不安を抱える人も少なくありません。この課題に対応するため、会計バンク株式会社と株式会社タイミーは業務提携し、新たな確定申告アプリの提供を開始しました。
タイミー推奨アプリ「確定申告 for スキマバイト」
会計バンクが開発した「確定申告 for スキマバイト Powered by FinFin」は、スポットワーカー向けの確定申告アプリです。複雑な手続きを簡素化し、誰でも簡単に確定申告を行えるよう設計されています。
アプリの主な機能は以下の通りです。
スマホで源泉徴収票を撮影するだけで、確定申告の必要性を自動判定
必要であれば、自動で確定申告書を作成
* e-taxとの連携により、スマホから簡単に申告書を提出可能
タイミーは、このアプリを「タイミー推奨2024年度確定申告アプリ」として推奨することで、多くのスポットワーカーが利用しやすい環境づくりに貢献します。
会計バンクとタイミー、それぞれの取り組み
会計バンクは、FinFinシリーズで培ったノウハウを活かし、スポットワーカーの確定申告に関する不安を解消することに注力しています。一方、タイミーは、「はたらく」を通じて人生の可能性を広げることをミッションに掲げ、安全で安心なプラットフォームを提供することに尽力しています。今回の業務提携は、両社の理念が合致した結果と言えるでしょう。
会計バンクの小林紳一COOは、「確定申告に関する分かりにくさ・難しさ」を解消し、より多くのスポットワーカーが活躍できる社会を目指したいとコメント。タイミーの石橋孝宣執行役員は、ワーカーの確定申告における不安を払拭し、行政手続きのデジタル化にも貢献したいと述べています。
確定申告セミナー開催
両社は、啓発活動の一環として、「タイミーワーカーのための確定申告セミナー(仮)」を開催予定です。確定申告の基礎知識からアプリの使い方までを丁寧に解説し、参加者の理解を深めることを目的としています。
会計バンクとタイミー、そしてFinFin
会計バンクは、ソリマチテックグループから生まれたフィンテックベンチャーです。中小企業・小規模事業者、フリーランスを対象に、スマホで請求業務や会計処理を完結できる「FinFin」シリーズを提供しています。FinFinシリーズには、「スマホ会計FinFin」「スマホインボイスFinFin」などがあり、事業者の業務効率化に貢献しています。
タイミーは、スキマ時間を活用したスポットワークを提供するサービスです。履歴書や面接不要で、手軽に仕事を見つけられる点が特徴です。事業者側にとっても、必要なスキルを持った人材を短時間で確保できるため、人材不足解消に役立っています。
まとめ
会計バンクとタイミーの業務提携は、副業や兼業の増加、そしてデジタル化の進展という時代の流れに沿った取り組みと言えるでしょう。本アプリとセミナーを通して、多くのスポットワーカーが確定申告の不安から解放され、より自由に働くことができる環境が実現することを期待しています。