ふたつの世界をつなぐ存在 ~手話通訳士の魅力~
2025年9月28日、東京で開催される東京2025デフリンピックまで、ついに50日を切りました。この特別なできごとを記念して、手話通訳士の重要性を深く掘り下げるトークセッション『ふたつの世界をつなぐ存在 ~手話通訳士の魅力~』が実施されます。
当日は、ろう者でありデフリンピックの応援アンバサダーを務める川俣郁美氏をファシリテーターに迎え、著名な手話通訳士の江原こう平氏、佐藤晴香氏、橋本一郎氏という3名がパネリストとして参加します。彼らは日常の通訳から国際大会の舞台まで幅広く活躍しており、普段は見えにくい手話通訳士の裏側やその専門性について語り合います。
イベント詳細
- - 日時:2025年9月28日(日) 15:00~16:00(入場14:30)
- - 場所:調布市総合体育館 小体育室(東京都調布市深大寺北町2-1-65)
- - 観覧:無料
- - 募集人数:事前登録50名、締切は9月21日(日)23:59まで
- - 申込フォーム:こちらから
参加者には手話言語通訳が行われるため、聴こえる方も聴こえない方も気軽に参加できます。また、応募者多数の場合は抽選にて選ばれるため、事前の登録が必要です。個人情報の取り扱いについては、法律に基づき適正に管理されることが約束されています。
パネリスト紹介
日本財団のスタッフであり、デフリンピック応援アンバサダー。3歳で難聴となり、アメリカ・ギャロデット大学で社会福祉を学んだ実績がある。
手話通訳士として30年以上の経験を持ち、社会福祉士でもある江原氏は、手話通訳者の育成や社会活動にも力を入れている。
東京大学でろう研究者の情報保障を担う佐藤氏は、デフスポーツに関する通訳活動にも従事している。
教員経験が豊富で、手話通訳コーディネーターとしても知られる橋本氏は、全国のろう学校で講演や研究指導を行っている。
特別体験会も開催
イベント当日の16:00からは、ウェアラブルデバイス『Hapbeat』を使用した新感覚の体験会も予定されています。音を振動に変えて身体に伝えるこのデバイスは、どんな方でもスポーツや音楽の楽しさを体感できる画期的な機器です。
展示も実施
2025年9月25日から28日まで、東京都議会議事堂1階で手話言語や日本文化をテーマにした折り紙作品の展示も行われます。ここでも日本のろう文化の深さを知る良い機会となるでしょう。
この機会にぜひ、ふたつの世界をつなぐ手話通訳士の魅力を実際に体感してください。
イベントの最新情報は
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