WinActorのAI連携
2025-09-04 12:31:19

RPAツールWinActorがAI連携機能を新たに標準搭載

RPAツールWinActor、AI連携機能を標準搭載した新ライセンスを発売



NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下NTT-AT)は、RPAツール「WinActor®」の新しいライセンス「AI連携ライセンス」を2025年10月中旬から販売すると発表しました。この新ライセンスは、生成AIの連携機能を簡単に活用することが可能です。

1. 「AI連携ライセンス」の概要



これまでは、WinActorを利用して生成AIの機能を使うには、顧客自身が生成AIベンダー(OpenAIまたはAzure OpenAI)と個別に契約を締結する必要がありました。しかし、「AI連携ライセンス」を利用すれば、NTT-ATが契約するAzure OpenAIを通じて、別途契約をすることなく生成AI機能を活用できます。これにより、利用者は生成AI機能をスムーズに始めることができるのです。

このライセンス形態はフローティングライセンス方式で、インターネット接続があれば、どの端末からでも利用可能です。これにより、さまざまな部署で試験的に導入することが容易になり、業務の効率化が進みます。

2. 特長と利点



「AI連携ライセンス」には多くの特長があります。それは以下の通りです:

  • - 導入の手間を削減:複雑な設定や契約を省くことで、すぐにWinActorの生成AI機能を利用できます。
  • - どの端末でも利用可能:フローティングライセンスにより、特定の端末に縛られずに利用できるため、柔軟な運用が可能です。
  • - 安心の情報管理:お客様のデータは他ユーザーと共有されることがなく、情報漏洩のリスクが軽減されます。

3. 具体的な機能



WinActorのAI連携機能にはいくつかの具体的な利点があります。例えば、シナリオ内で生成AIの応答を受け取り、問い合わせ対応や画像認識などが行える機能や、対話形式でシナリオのひな形を作成する機能があります。これにより、初めてシナリオを作成する場合でも、手軽に作り上げることができるのです。

また、生成AIを活用することで、帳票の操作も簡素化されます。異なるフォーマットの帳票でも、生成AIが自動で認識し整理するため、迅速なシナリオ作成が実現します。

4. 今後の展望



NTT-ATは、今後もこの生成AIと連携した新機能を順次提供していく予定です。リリース後すぐに利用可能になる新機能により、さらに業務効率化が進むことでしょう。

5. 販売価格とライセンス構成



「AI連携ライセンス」の販売開始は2025年10月中旬からで、フル機能版が税込2,198,000円、シナリオ実行のみが可能な実行版が税込601,000円という価格設定です。

6. WinActorの背景



WinActorは、2010年にNTTアクセスサービスシステム研究所で開発され、2014年に製品化されました。「プログラミングスキルがなくても使える操作性」をテーマに進化を続けてきました。多くの企業に導入されており、今後も現場主導のDXを支える存在として期待されています。

今回の新たな「AI連携ライセンス」により、WinActorは業務自動化の新しいスタイルの確立を目指しています。ぜひ、WinActorの公式サイトで詳細をご確認ください。
WinActor公式サイト

※WinActorはNTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。


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会社情報

会社名
NTTアドバンステクノロジ株式会社
住所
東京都新宿区西新宿三丁目20番2号 東京オペラシティタワー
電話番号

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