トヨタとの協業で進化するまちづくり
積水化学工業株式会社が、トヨタ自動車が提供するカーシェアサービス「TOYOTA SHARE」との連携を発表しました。この取り組みは、積水化学が推進する「リードタウン」プロジェクトでの展開を通じて、抱える地域課題の解決や企業価値の向上を狙っています。
環境に配慮したまち作り
「リードタウン」は、ESG経営を基盤にした社会課題の解決を目指し、快適で安全な暮らしを実現することを目的とします。特に、まちづくりの中で日常的な快適さと災害時の安全性を高めるため、トヨタのカーシェアリングサービスを導入することにより、「スマート&レジリエンス」を実現します。
TOYOTA SHAREの特長
「TOYOTA SHARE」は、トヨタの信頼性の高い車両を基にして、24時間365日、スマートフォン一つで予約から利用、精算まで行える便利なカーシェアリングサービスです。顧客満足度調査での高評価ほど、多くの利用者に支持されており、積水化学がこのサービスと手を組むことで、リードタウン全体の価値をさらに向上させる狙いがあります。
1.
まち全体の付加価値向上
積水化学とトヨタとの協力により、リードタウンは居住者の生活の質を向上させ、持続可能なモビリティサービスを提供します。
2.
スマートなアプリ連携
リードタウン専用アプリ「NiSUMU」とTOYOTA SHAREの連携により、ますます利用しやすいサービスが実現します。利用者は住民向けの特別価格でカーシェアを利用でき、環境にも配慮したハイブリッド車を導入します。これにより、快適で静かな移動体験が提供されながら、CO2の削減にも寄与します。
3.
レジリエンスの強化
災害時には、カーシェア車両が非常用電源として機能することも特筆すべき点です。非常時に数日分の電力を供給することが可能であり、これにより周辺住民の安全を守る新たな手段が整備されます。
未来を見据えた計画
積水化学は、今後もこの「スマート&レジリエンス」コンセプトを強化し、TOYOTA SHAREのさらなる導入を進めていく計画です。社会的責任を果たすとともに、利用者満足度の向上に向けた取り組みを続けることで、持続可能な地域社会の実現を目指す考えです。
この新たなカーシェアリングサービスとまちづくりの取り組みによって、住民一人ひとりが豊かで安心な生活を送ることができる未来が期待されます。