七五三衣装の特別な体験
2024年10月1日、愛知県春日井市に位置する児童発達支援施設「第二希望の家」で、フォトスタジオを運営する株式会社タートルによる七五三衣装の出張試着撮影会が初めて行われました。この取り組みは、着物を身にまとって神社にお参りに行くことが困難な子どもたちに、特別な思い出を作る機会を提供することを目的としています。
株式会社タートルについて
株式会社タートルは、東海地方で20店舗を展開するフォトスタジオの大手企業で、2024年には創業85周年を迎えます。多岐にわたる衣装や商品を取り揃え、高いお客様満足度を誇る企業です。毎年、多くの家族がタートルで記念写真を撮影しています。
「ラフニ」とは
タートルの新しい商品「ラフニ」は、機能性に優れた七五三用の着物で、約1分で着脱ができるため、慌ただしいお子さんでも簡単に着ることができます。この衣装は、締め付けがなく、着崩れの心配もないため、よりリラックスして過ごせることが特徴です。特に、着物の試着が難しい障がいを持つお子さんにも最適なデザインとなっています。
実施の背景と目的
「第二希望の家」は、さまざまな発達に関する支援を行う施設です。この施設に通う子どもたちが、七五三の思い出をつくるのが難しい状況があることを知ったタートルは、彼らのためにこの特別な試着撮影会を企画しました。多くの子どもたちにとって、着物を着ることは特別な体験であり、そうした機会を提供することが、タートルの使命でもあります。
撮影会の概要
2024年10月1日の撮影会には、12名のお子さんが参加し、楽しい雰囲気の中で衣装を試着しました。参加者の一人は「昨年、着物が着られなかったのが悔しかったですが、今回はみんなと一緒に着ることができて成長を感じました。」と感想を述べていました。試着の様子には笑顔が溢れ、タートルのスタッフも嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
参加されたお母様の感想
お母様たちからも嬉しい声が寄せられました。「服の素材が心配でしたが、安心して着させることができました。写真を撮影できて本当に嬉しいです。」「このような機会に感謝しています。」と、感謝の言葉が続きました。お子さんたちも、試着を通じて特別な瞬間を楽しんでいました。
今後の展望
タートルは、今回の試着撮影会を通じて、さらに多くの子どもたちに七五三の思い出を残す機会を提供できるよう努めていく考えです。今後も、障がいを持つお子さんやその家族に特化したサービスの提供を続けていく予定です。興味を持たれた施設やご家庭は、是非タートルにお問い合わせください。
「第二希望の家」の特徴
「第二希望の家」は、春日井市社会福祉協議会が運営する施設で、生活介護や児童発達支援を行っています。施設内では、発達に関する支援を行いながら、地域の中で共生するための取り組みを続けています。公式ウェブサイトでも詳細情報を確認できます。
結び
タートルの試着撮影会は、参加した全ての子どもたちにとって、わくわくした七五三の思い出作りの第一歩になったことでしょう。今後の取り組みにも目が離せません。