高知工科大学が新たなイノベーションの可能性を広げる
2025年4月26日、高知工科大学で行われる特別講演『科学の楽しさ~私の経験から~』に、ノーベル物理学賞を受賞した東京大学の梶田隆章教授が講師として登壇します。この講演は、地域イノベーション共創機構の創設を記念するもので、地元の高校生たちにとって、科学の魅力と研究者との交流を通じた貴重な機会となることを目指しています。
イノベーション共創機構の設立背景
高知工科大学は、地域の様々な課題を克服するために、地域イノベーション共創機構を設立しました。この機構は、高知県の特性に応じた専門性を活かし、地域と共にイノベーションを創出することを目的としています。これにより、今後の地域社会の発展に寄与することを期待しています。
高知県教育委員会や高知県私立中学高等学校連合会との共催であり、今回の講演会はその一環として位置づけられています。地元の将来を担う高校生が、優れた研究者から刺激を受け、自身の夢を育てる一助となればと願われています。
講演の内容と参加方法
講演のテーマは「科学の楽しさ~私の経験から~」。梶田教授は、ニュートリノ物理学や重力波宇宙物理学を専門としており、2015年にはその業績が評価されノーベル物理学賞を受賞しました。彼は、科学の世界の魅力を高校生にわかりやすく伝え、彼らが科学に対する興味を深める手助けをすることでしょう。
講演の後には、梶田教授との交流会も予定されています。参加者は直接科学者と意見交換ができる貴重な機会に恵まれることで、科学への理解を深めることができるでしょう。
開催概要
- - 日時: 2025年4月26日(土)15:00~17:30
- - 会場: 高知工科大学 永国寺キャンパス 教育研究棟A104
- - 参加費: 無料
- - 定員: 150名
- - 交流会: 講演の後、梶田教授と参加者との交流会が行われます。
参加は専用サイトからの事前申し込みが必要です。定員を超えた場合、2つの教室を中継する可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
詳細は
こちらの専用サイトからご確認ください。
科学の楽しさを次世代に
この講演会は、ノーベル物理学賞受賞者による貴重な体験や知識が地域の未来を担う若者たちに直接伝わる機会です。科学の世界への興味を引き出し、次世代が持つ可能性を広げる重要な一歩となるでしょう。高知の高校生たちが、自らの夢や目標を持ち、将来的に社会に貢献できる人材に成長することを心から願っています。