日立製作所が「コージェネ大賞2025」で理事長賞を受賞
日立製作所が受賞した「コージェネ大賞2025」
日立製作所が、北海道にある「新さっぽろエネルギーセンター」でのコージェネレーションシステムの導入により、「コージェネ大賞2025」において民生用部門の理事長賞を獲得しました。この賞は、同施設のプロジェクトが新しく斬新な技術を用い、エネルギーの効率的な利用を実現していることが高く評価された結果です。共同受賞には、北海道ガス、大成建設、富士電機も名を連ねています。
コージェネレーションシステムとは?
コージェネレーションシステムは、電気を生産する際に発生する熱を回収し、給湯や暖房に再利用するシステムです。これによりエネルギー効率が向上し、CO2削減にも寄与しています。この取り組みは、環境問題への意識が高まる中で、ますます重要視されています。日立が提供したシステムは、電力の供給だけでなく、熱エネルギーの利用を最大限に引き出すよう設計されています。
「新さっぽろエネルギーセンター」の特長
新さっぽろエネルギーセンターは、2022年6月から稼働を開始し、街のニーズに応じた電力、冷温水、そして蒸気を安定的に供給しています。施設内には、コージェネレーションシステム、排熱投入型蒸気焚吸収式冷凍機、小型貫流ボイラーが組み込まれており、特にコージェネレーションシステムにはブラックアウトスタート機能が搭載されています。この機能により、商用電源が停電した際でも、自ら発電を開始し、街区のエネルギー需要を支えることができます。
エネルギー効率化とレジリエンスの向上
新さっぽろエネルギーセンターのコージェネレーションシステムは、街全体のエネルギーのレジリエンスを高める役割を果たしています。具体的には、街区ピーク電力の約60%と熱需要の100%を賄うことが可能です。また、地中熱利用や地域熱供給システムなど、多様な熱源を組み合わせることで、より柔軟なエネルギー供給が実現しています。これにより、災害時にも街は持続可能な運営を続けることができます。
日立の次なる挑戦
日立は今後も、エネルギー事業や製造業、流通業において脱炭素化を促進していく方針です。特に、「新さっぽろエネルギーセンター」で得た知見を全国に広げていくことで、より多くの地域での省エネルギーと脱炭素モデルの確立を目指します。また、株式会社日立パワーソリューションズが独自に開発した予兆診断システム「HiPAMPS」を活用し、エネルギー供給の安定性をさらに向上させることで、未来に向けた持続可能な社会を構築していくことを目指しています。
最後に
日立の取り組みが評価され、「コージェネ大賞2025」での受賞果たしたことは、今後のエネルギー分野における新たなモデルとなるでしょう。これからも日立の活動に注目し、環境負荷の少ない社会に向けた進展を見守りたいと思います。
会社情報
- 会社名
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株式会社 日立製作所
- 住所
- 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号
- 電話番号
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