放課後ダイバーシティ・ダンス
2019-04-25 14:10:03

子どもたちが創り出す多様なダンスの世界が始動!放課後ダイバーシティ・ダンス

放課後ダイバーシティ・ダンスプロジェクトが始動!



子どもたちの放課後に新たな文化体験をもたらす「放課後ダイバーシティ・ダンス(ADD)」プロジェクトが始まりました。このプロジェクトは、子どもたちが放課後に学校や地区の児童館で様々なスタイルのダンスに触れ、その体験を通じて文化的な多様性を理解し、実際に作品を創作することを目的としています。子どもたち自身がダンスを創り出し発表する過程を大切にしたこの取り組みは、地域に根ざしたダンス文化を築く新しい試みです。

プロジェクトの概要



本プロジェクトは、東京にある3つの地域で実施されます。各地域にはダンス家やアーティストがリサーチャーとして派遣され、地域のダンス文化を掘り下げるとともに、様々な人々や情報をつなぐ役割を担います。

実施地域の一つは東京都国立市で、ここではくにたち市民芸術小ホールが拠点となります。リサーチャーには舞踊家の木村玲奈さんが参加し、地域の舞踊文化を広めます。

もう一つの地域は日の出町で、日の出町立志茂町児童館が拠点です。アーティスト中西レモンさんがリサーチャーとして、ここでも地域に根ざした活動が進められます。もう一地域については後日発表が予定されています。

ワークショップと劇場公演



プロジェクトは2019年春に始まり、各地域で随時ワークショップやクリエーションが行われ、2020年夏には都内で劇場公演を予定しています。この公演では、子どもたちが学んだダンスを存分に披露する場となり、その成果を地域の人々とも共有します。

講師には、ダンスの分野で最前線で活動するプロの舞踊家が迎えられ、地域のダンスに関わる多様な人々が子どもたちの創作をサポートします。このようにして、地域の先輩たちが子どもたちを励まし、共同で創作する楽しさを伝えます。

プロジェクトの主催と運営



この「放課後ダイバーシティ・ダンス」プロジェクトは、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京が主催しています。企画・運営を担うADD実行委員会は、コンテンポラリーダンスや伝統芸能に携わる制作者や研究者、アーティストによって構成されています。公式ウェブサイトでは、プロジェクトの詳細や情報が随時更新されています。

文化的多様性の重要性



このプロジェクトが目指すのは、地域におけるダンスの新たな「回路」を構築し、異なるバックグラウンドを持つ子どもたちが共に学び合い、創造する機会を持つことです。ダンスを通じてさまざまな文化や価値観に接することで、子どもたち自身が新しい視点を得ると同時に、共感や理解を深めることが期待されています。

このプロジェクトへの参加を通じて、未来のクリエイターたちが芽生えていくことでしょう。子どもたちが自らのアイデアを形にし、多文化共生のメッセージを発信するプラットフォームとして、放課後のダンス活動は今、注目されています。

この取り組みが、東京を文化の面から盛り上げる「Tokyo Tokyo FESTIVAL」の一環として、ますます広がりを見せることを楽しみにしたいと思います。

会社情報

会社名
ADD実行委員会
住所
東京都足立区伊興2-13-5-103
電話番号

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