女子中高生を理系に導く東京大学オンラインイベントの魅力
2020年10月25日、東京大学柏キャンパスは新型コロナウイルスの影響で、例年の公開イベントをオンラインで開催することになりました。「未来をのぞこう!」と名付けられたこのイベントは、女子中高生が理系進路を選択する上での手助けを目的としています。参加は無料で、女子中高生だけでなくその保護者や教員も大歓迎です。
困難な状況でも中高生たちの夢を応援するこのイベントは、3名のパネリストによるクロストークが中心です。それぞれ異なる背景を持つパネリストたちが、自身の体験を基に理系に進む意義や魅力を語り、進路選択に悩む若者に希望を与えます。たとえば、社会人としてのキャリアを築いた中で感じた理系の恩恵や、大学生活での研究活動の重要性、将来の展望に至るまで深く掘り下げて話します。
イベントの前半では、東京大学の教員による「ウィズコロナ時代を支える新世代リケジョとは」というテーマのミニ講演が行われ、変化する社会の中で求められる理系の学びについて解説がなされます。
その後、10時40分から行われるパネルディスカッションでは、株式会社リバネスの秋永名美氏や東京大学の教授、修士課程の学生が登壇し、理系の世界について多角的な視点からディスカッションを展開します。最終的には質疑応答の時間も設けられており、参加者が直接専門家に質問できる貴重な機会となります。
このようなイベントに参加することで、女子中高生たちは理系進路に関する具体的な情報やロールモデルを得ることができ、自身の将来を考える際の指針となることでしょう。参加希望者は、10月18日までに専用ウェブサイトから申込みが可能で、専用のURLが開催前日までに送信されます。
下記のURLから詳細情報や申し込みを確認することができます。理系進路に興味がある方はぜひご参加ください。
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このイベントは、東京大学大学院新領域創成科学研究科や物性研究所、大気海洋研究所などが主催しており、株式会社Johnson & Johnsonの支援によるものです。未来を切り拓く理系女子のための大切な一歩になることを期待しています。