Withコロナ時代における介護環境の変化
新型コロナウィルスの影響は、私たちの生活に様々な変化をもたらしました。その中でも特に影響が大きかったのは、介護施設に通う利用者とその家族とのコミュニケーションです。面会制限が長く続く中、利用者の状況を把握できないご家族の不安が高まっています。利用者の健康状態についての情報共有も十分に行えず、介護施設との連携が難しい環境が続いていました。
新たなサービスの誕生
このような状況を改善するために、日本KAIGOソフト株式会社が開発したAI・介護記録ソフト「CareViewer」が注目されています。このソフトは、特に面会の難しい時期において、介護施設のスタッフや家族、医療関係者との情報共有を大幅に効率化することを目的としています。具体的には、Chatworkとの連携機能を利用し、介護記録をリアルタイムで共有できる仕組みを整えています。
Family向け機能の強化が図られ、各利用者についての詳細な介護記録を、家族と直接共有できるようになります。テキストだけでなく、写真の共有も可能となるため、利用者の様子を視覚的に伝えることができ、家族は安心感を得られるでしょう。
コミュニケーションの環境整備
さらに、Chatworkにはビデオ通話機能があり、遠方にいる家族とも顔を見ながら会話ができます。これにより、利用者とその家族の心の距離を縮めることが期待されています。また、介護スタッフやケアマネジャーが同じチャットルームに参加することで、迅速な情報共有が実現します。これまでは電話やFAX、メールといった複数の手段を使う必要がありましたが、一元化された環境の中で効率的に情報を伝えることができます。
今後の展望
新型コロナウィルスの影響が続く中でも、介護の質を維持し、コミュニケーションを円滑にする方法が日々模索されています。CareViewerの導入によって、介護事業所は利用者の健康状態をしっかりと記録し、必要な情報を関係者全体で共有することができます。これにより、介護に携わるすべての人が、より質の高いサービスを提供できる土台が整うでしょう。
また、日本KAIGOソフトでは先着100事業所に対して、CareViewerの永年無料トライアルを実施しています。2020年8月31日までに申し込めば、初期投資なしで導入が可能です。さらに、テレワーク推進の一環としてChatworkも無償で利用できる機会を設けています。
企業情報
- - 会社名: 日本KAIGOソフト株式会社
- - 代表者: 中元秀昭
- - 所在地: 札幌市北区四十条西4丁目2番7号
- - 設立: 2016年
- - 事業内容: 介護用ソフトウェアの開発・製造・販売・運営・保守メンテナンス
- - URL: https://care-viewer.com
Withコロナの時代において、柔軟で効率的な介護サービスの提供が求められています。今後もこのようなサービスの進展が期待されています。