銀座和光で新年を彩るアートの祭典
日本の老舗ブランド、和光が銀座本店にて開催する恒例イベント「アートで綴る和光歳時記」が、今年も開催されます。
6回目を迎える本展は、新しい年への希望と喜びをテーマに、12名の作家が手がけた400点以上の作品を展示。
陶芸、金工、染織、漆芸、彫刻、絵画、ガラス、竹工芸、人形と、多岐にわたる分野のアーティストたちが、それぞれの技と個性を結集した作品の数々は、見る者の心を豊かに満たしてくれることでしょう。
自然の息吹と干支「巳」が織りなす世界
展示される作品は、日本の四季折々の美しい自然や愛らしい動物たちをモチーフにしたものから、来年の干支である「巳」を表現した力強い作品まで、実に多様性に富んでいます。
例えば、冨川秋子氏の陶芸作品「氷青釉高坏」は、その繊細な造形と美しい釉薬が目を引きます。また、三留舞氏のガラス作品「春爛漫」と「六花」は、春の訪れと冬の繊細な雪の結晶をそれぞれ鮮やかに表現しています。
小黒アリサ氏の彫刻作品「巳美酒」は、来年の干支である巳をモチーフにした、力強くも美しい作品です。
吉岡更紗氏の染織作品「源氏物語の色」は、伝統的な技法を用いて作られた、優美なストールです。松本由衣氏の漆芸作品「夜空の蓋付椀」は、漆の深みのある光沢と、夜空を思わせる神秘的なデザインが魅力です。河野三秋氏の金工作品「砦の春」は、力強い造形と繊細な細工が融合した、見事な作品です。
本田青海氏の竹工芸作品「永」は、子蛇の文様が施された菓子器で、繊細な細工と可愛らしいデザインが特徴です。大西敦子氏と田島周吾氏の絵画作品「守り雛」と「六蝶猫鎮座図」は、それぞれ日本の伝統文化を象徴する雛と猫を、独自の表現で描いた魅力的な作品です。
松崎幸一光氏の人形作品「シロクマ」は、その愛らしい姿と精巧な作りが多くの来場者の心を掴むことでしょう。広沢葉子氏のガラス作品「Fiore」は、そのエレガントなフォルムと美しい輝きが、見る者の心を魅了します。星野友幸氏の陶芸作品「糖衣」と「ピンクグラス」は、その独特の色彩とフォルムが、現代的な感覚と伝統的な技法の融合を感じさせます。
和光の新たな発信拠点「セイコーハウスホール」
本展は、セイコーハウスホールで開催されます。
和光ホールから名称変更したこの会場は、セイコーグループ事業全般に関連する展示や、アーティストとの共創など、世界に向けてさまざまな発信をしていく新たな拠点として注目を集めています。
この機会に、日本の伝統と現代アートの融合、そして新たな年の始まりを祝う、忘れられないひとときを銀座和光で過ごしてみてはいかがでしょうか。
展示概要
イベント名: アートで綴る 和光歳時記
会期: 2023年12月12日(木)~12月25日(水)
会場: セイコーハウスホール(東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス 6階)
時間: 11:00~19:00(最終日は17:00まで)
休館日: 無休
入場料: 無料
主催: 和光
お問い合わせ: 03-3562-2111(代表)
公式サイト: https://www.wako.co.jp/
Instagram: https://www.instagram.com/wako_ginza_tokyo/
https://www.instagram.com/art_wako_ginza_tokyo/