15~19歳はアクション・サンドボックスゲームに夢中!デジタル版購入が拡大、ゲーム市場の未来を占う調査結果
株式会社クロス・マーケティングが実施した調査によると、15~19歳の若年層では、アクションやサンドボックスゲームのプレイ率が4割に達し、デジタル版ゲームの購入が拡大していることが明らかになりました。
調査は、2024年6~7月に、コンシューマーゲームを月1回以上プレイする全国15~69歳の男女1,168名を対象に行われました。
調査結果によると、現在プレイしているゲームジャンルでは、「アクションゲーム」「アクションRPG」「サンドボックスゲーム」「スポーツ・レーシングゲーム」「パーティー・ボードゲーム」が上位を占めています。特に15~19歳では、「アクション」「サンドボックス」「スポーツ・レーシング」のプレイ率が3~4割台と他の年代より高いことがわかりました。
また、ゲーム関連費の支出では、「ソフトの購入(買い切り)」が最も多く、次いで「ゲーム内でのアイテム課金、ガチャ」「ダウンロードコンテンツ(DLC)」「サブスクリプション(定額サービス)」となっています。「ゲーム内でのアイテム課金、ガチャ」は、過去3年間で最も高い結果となりました。
ゲームの購入媒体では、「全てパッケージ版(物理メディア版)で購入する」が26%と最も多いですが、「全てダウンロード版(デジタル版)で購入する」は、昨年より6ポイント上昇しました。この結果から、ゲーム市場では、デジタル版へのシフトが加速していることがわかります。
今回の調査では、ゲームプレイ頻度やプレイ時間、支出金額、プレイしているゲームジャンル、支払ったゲーム関連費、ゲームの購入媒体など、様々な角度から分析が行われました。
調査結果から、ゲーム市場は、デジタル化が進み、従来のパッケージ版からデジタル版へのシフトが加速していることが明らかになりました。また、若年層では、アクションやサンドボックスゲームの人気が高く、ゲーム内課金やDLCなどの有料コンテンツの利用も増加していることがわかります。
今後のゲーム市場では、デジタル化のさらなる進展や、新たなゲームジャンルの出現、VRやメタバースなどの技術革新などが予想されます。今回の調査結果は、今後のゲーム市場の動向を把握する上で重要な示唆を与えてくれると言えるでしょう。
詳細はこちら
レポートのダウンロードはこちらから
https://www.cross-m.co.jp/report/it/20240711game/