Livelyによる映画クリエイター支援の新たな試み
株式会社Livelyは、文化庁が所管する「Japan Creator Support Fund」の助成を受け、国際共同製作を目指すプログラム「ATMOVIE GLOBAL TRACK」に取り組みています。このプログラムでは、選ばれたクリエイターへの1on1の伴走支援が実施され、彼らがグローバルな舞台で成功を収めるためのサポートが提供されます。
プロジェクトの目的
AGT(ATMOVIE GLOBAL TRACK)は、2026年5月16日にフランス・カンヌの国際映画祭内で国際共同製作のピッチイベント「GLOBAL TRACK – The JAPAN PITCH」を開催する予定です。このイベントには第1期フェローとして選ばれた5名のクリエイターが登壇します。Livelyは、彼らが持つ創造力を最大限に引き出し、孤立を防ぐ環境を整える役割を担っています。
1on1支援の内容
Livelyでは、以下の2つの支援を通じてクリエイターの成長をサポートします。
1.
思考の整理: 各クリエイターとの対話を通じて、複雑なプロジェクトの工程や制作のスケジュールを整理し、自身の考えを明確にします。こうしたことにより、次のアクションを導き出していきます。
2.
モチベーション管理: 長期的な挑戦に対処するため、参加者のメンタル面にも配慮し、活動の中で生じる波をコントロールします。自ら前向きに進めるよう、精神的なコンディションを支えます。
同行支援体制
AGTは、Livelyのほかに2社(AIM ENTERTAINMENTとウィルフォワード)と連携し、教育的な座学を基にメンタリングと実践的な活動を組み合わせた三位一体のプログラムを整えています。このシステムを通じて、クリエイターは長期間にわたり国際社会で成功を収めるための土台を築くことができます。
背景と挑戦
映画・映像産業は、長時間労働や不規則な雇用形態、競争の激しさなどから精神的リスクが高いことで知られています。特に国際共同製作に関わると、異文化や異言語環境での交渉が必要となり、負荷はさらに増します。日本におけるエンタメ業界は、これまで「弱音を吐ける場」が不足しており、クリエイターが本音を言えない文化が長年続いています。
AGTの理念
AGTの統括プロデューサー、森谷雄氏は、「世界基準のクリエイターを育てるためには、働ける環境を整える必要がある」と訴えています。国際共同製作は単なる技術の習得だけでなく、メンタル面も重要です。Livelyは、そのパートナーとしてクリエイターを支え、彼らが自分の原点を見失わないようにすることを目指します。
期待される成果
このプログラムは、日本の映画制作環境を改善し、次世代のクリエイターたちに国際的な舞台での機会を提供することが期待されています。「座学」「メンタリング」「実践」この三つを通じて、参加者がより良い制作環境で成長できるようにすることで、持続可能なエコシステムの構築を目指します。
コメント
Livelyの代表取締役CEO、岡えり氏は、「このプログラムによって、世界を目指すクリエイターが本音を話せる場を提供することを光栄に思います。彼らの旅が孤独なものではなくなり、ダイナミックに進められるよう支援します」と述べています。
Livelyは、今後もクリエイターたちの挑戦に寄り添い、彼らの成長を見守るパートナーとして精力的に活動していきます。この取り組みによって、国際的な舞台に立つ日本のクリエイターたちが増えていくことを期待しています。