くどうれいん『湯気を食べる』
2025-09-10 16:34:45

人気作家くどうれいんの新作エッセイ『湯気を食べる』が料理部門で受賞

受賞の喜びと自炊の楽しみを語るくどうれいん



2025年3月、株式会社オレンジページから刊行予定のエッセイ集『湯気を食べる』が「2025年度第12回料理レシピ本大賞 in Japan」の料理部門において見事入賞を果たしました。著者のくどうれいんさんのユニークな視点で描かれた食に関する物語が、多くの読者に愛される所以を探ってみたいと思います。

自炊を新たなアートとして



くどうれいんさんが提起するのは、自炊が趣味や特技ではなく、むしろ日常生活の中での「調律」であるという新しい視点です。彼女の言葉は、読者の空腹感や温かい気持ちに寄り添い、日常の中に隠れたストーリーを引き出します。選考委員からのコメントでも「何気ない日常に、実は大きなドラマが隠れている」と評されるように、彼女の作品はシンプルでありながら深いものがあります。

受賞コメントが心に響く



受賞の際、くどうれいんさんは以下のようにコメントしました。

"読んだら自分が食べたいものを作りたくなって、それから自炊が続いています。読者の皆さんがこの本をレシピ本にしてくれたのだと思います。ありがとうございます!"


この言葉からも、彼女の作品がどれほど読者に影響を与えるものかが伝わります。料理や食についてのエッセイは、単なるレシピを超えた、心温まるエピソードが多く詰まっています。

人気の実績



くどうれいんさんはこれまでにも『わたしを空腹にしないほうがいい』や『桃を煮るひと』といった作品で高い評価を受けてきました。『湯気を食べる』も彼女の集大成ともいえる作品であり、生活情報誌『オレンジページ』での連載や、河北新報の「ごきげんポケット」など多岐にわたる媒体での発表も話題を呼びました。

このように、最新作は34の重要なエッセイを含み、自炊の魅力だけでなく、食にまつわるさまざまなエピソードが展開されています。発売からわずか1ヶ月で4刷を達成し、現在は6刷と驚異的な売上を記録しています。

新たなエッセイとしての魅力



『湯気を食べる』は、ただの料理本ではなく、食を通じた生活の一部ともいえる存在です。具体的なレシピに加え、読者が共感できるような日常の風景が描かれており、どのページをめくっても心温まるストーリーが待っています。

さて、2025年3月には公式に発行されます。ぜひ手に取ってみてください。食べること、料理することの楽しみを再発見する一冊になることでしょう。


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会社情報

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株式会社オレンジページ
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