伊勢市で誕生！水族館とお寺の特別コラボ御朱印が販売開始

伊勢市で生まれた新たなコラボレーション

三重県伊勢市に位置する「ゼロ距離水族館伊勢シーパラダイス」が、1300年以上の長い歴史を誇る「太江寺」と手を組み、特別なコラボ御朱印を創り出しました。この独自の御朱印は、2024年11月6日から太江寺での販売が開始されます。この取り組みは、寺と水族館という異なる文化が融合し、新たな訪問者の興味を引き立てることを目的としています。

コラボ御朱印の魅力

今回の御朱印は、伊勢シーパラダイスのスタッフが企画・デザインを手掛けたもので、独自の印（ハンコ）が付けられ、文字入れや押印は太江寺が行います。新たなアートとして表現されたこの御朱印は、お寺の伝統と水族館の現代的な要素を見事に組み合わせた、唯一無二の存在です。これにより、御朱印の収集者や観光客にとって、ただの記念品ではなく、地域の歴史や魅力が詰まった貴重なアイテムとなります。

また、伊勢シーパラダイス内には、二見町の観光スポットを巡るための「御朱印マップ」も展示されており、この施策は地域の活性化へとつながることが期待されています。

歴史的背景とデザインの意図

この御朱印のデザインには、二見町が古から「禊の地」として知られる背景が大きく影響しています。特に、二見浦に現れた竜神と金色の仏像に由来する伝説は、この地域の文化に深く根ざしています。大江寺はその伝説に基づき創建され、竜と金の仏の象徴的な存在が、今回のコラボで強調されています。

さらに、伊勢シーパラダイスでは日本国内でも最多のタツノオトシゴが飼育されており、今回の御朱印でも竜とタツノオトシゴを一つのデザインに取り入れることで、地域の歴史と同時に水族館の魅力を一緒に楽しむことができるようになっています。