奈良県立民俗博物館、戦争関連資料を集約した新刊を発売
2026年4月1日、奈良県立民俗博物館は新たな試みとして『図録戦争を経験したモノ達』と『奈良県立民俗博物館研究紀要第26号』を同時発行します。
戦争の記憶を「モノ」で読み解く
『図録戦争を経験したモノ達』は、館が所蔵する戦争関連の資料を整理・調査した結果をまとめたものです。この図録では、400点以上の戦争関連資料が収められ、特に奈良県内から収集されたものに焦点を当てています。この作品は、近年2025年に展示された際の資料も含まれており、奈良の住民にとって戦争がどのように生活に影響を及ぼしたのか、戦争の記憶を物質から浮かび上がらせることを目的としています。
最初に、日常生活がどのように戦争によって侵されていったのか、次に戦争に向かう人々とその家族が抱えた感情、さらに記憶の継承についてともに考察されています。図録の最後には、戦争関連資料の収蔵目録や参考文献も掲載され、より深く学びたい人々への情報も充実しています。
民俗学の新たな研究成果が満載
同時に刊行される『奈良県立民俗博物館研究紀要第26号』では、民俗資料や行事に関する最新の研究成果が発表されます。この号には、田打車の普及過程における研究や民俗観の理解に関する考察が盛り込まれており、広範な分野の研究者たちの成果を一堂に集めています。特に、榛原から大宇陀間の鉄道の変遷についての整理など、地域交通史に関する論考が注目されています。
購入方法とお問い合わせ
これらの書籍は奈良県立民俗博物館の受付窓口で入手できる他、郵送による購入も可能です。希望者はレターパックライトを使用し、送料は購入者の負担となります。商品についての詳細な情報や在庫状況は、奈良県立民俗博物館に直接お問い合わせください。
場所は県内大和郡山市矢田町545にあり、連絡先は0743-53-3171です。文化と歴史を大切にするこの博物館で、新たに発表される資料を手に取ってみることができるチャンスです。
これらの新しい刊行物は、戦争の記憶を次世代に伝えるための貴重なリソースとなるでしょう。興味のある方はぜひ手に取って、奈良の歴史を学びましょう。