名大・名工大発の子育て医療アプリ『あんよ』がついに登場!
ジークス株式会社が設計した子育て医療アプリ『あんよ』が正式にローンチしました。このアプリは、名古屋大学と名古屋工業大学の発ベンチャーによるもので、特に産後のメンタルヘルスや育児に関する悩みを抱えるお母さんたちをサポートすることを目的としています。
背景
近年、産後うつが深刻な社会問題となっています。特にコロナ禍においては、対面での支援が減少し、孤立感を感じるお母さんたちが増えています。情報量が膨大なインターネットで、信頼できるアドバイスを見極めるのが難しいことも悩みの一因です。こうした課題を解決するために、ジークス株式会社は医療法人葵鐘会と共同で、実証実験を行い、アプリの開発を進めました。
実証実験
2021年に行われた実証実験では、21の産婦人科・小児科クリニックを通じて1000人以上の保護者に利用していただき、フィードバックを基に改善を重ねました。これにより、『あんよ』はユーザーのニーズに応じた機能が盛り込まれました。
アプリ機能
『あんよ』ではさまざまな機能が提供されています。具体的には以下のような内容です。
- - 定型Q&Aの閲覧: 小児科医が良く受ける質問と、その回答が見られます。
- - ダイレクトQ&A (490円/回): 小児科医に日常的な悩みを質問できるサービス。現在は、1日1通まで無料で利用可能です。
- - 子育て日記&相談リスト: お子さんの成長や変化を記録でき、定期的に小児科へ持って行くための母子手帳としても役立ちます。
- - 病院登録機能: クリニックを登録することで診察予約やお知らせを受けられる他、クーポンコードを利用することで特典も得られます。
このようにユーザーが必要とする情報を手軽に提供することで、子育てをサポートします。
新しいロゴとイメージキャラクター
アプリのローンチに合わせて新しいロゴが制作され、イメージキャラクターとしてペンギンの「よっち」が誕生しました。かわいらしいキャラクターが利用者に親しみを持たせ、アプリの利用促進に寄与しています。
ジークス株式会社について
ジークス株式会社は、愛知県名古屋市に本社を置く企業です。2019年に創業され、『全ての人々に平等で最適な医療を届ける』というミッションを掲げています。AI技術を活用したプライマリーケアサービスの開発を進めており、今後も子育て支援や医療分野への貢献が期待されています。
顧問医師のコメント
医療法人葵鐘会の吉田茂氏は、アプリの開発に協力し、医療とITを融合させる重要性を語っています。彼の経験とノウハウが『あんよ』の進化に寄与していることは間違いありません。将来的にはさらなる機能追加と成長を見込んでいるとのことです。
まとめ
医療とテクノロジーの力を取り入れた子育て医療アプリ『あんよ』は、産後の女性やお母さんたちに多大な助けとなることでしょう。子育てに関する情報が手に入りやすくなることで、日常の不安が少しでも軽減され、より良い育児環境が実現することを望むばかりです。興味のある方は、ぜひアプリをダウンロードしてみてください。