水槽での“リアルかくれんぼ”:伊勢シーパラダイスの新企画展
三重県伊勢市の「ゼロ距離水族館 伊勢シーパラダイス」で、2026年3月14日から5月10日まで、生きものの擬態能力に焦点を当てた特別展「リアルかくれんぼ ~あなたは何匹見つけられるか~」が開催されます。この展示は、岩や砂、海藻といった自然環境に似せた姿で生きものたちが隠れているのを見つけるという、ユニークで楽しさあふれる体験を提供します。
この特別展では、12種類の生きものを18点展示しており、それぞれがどのように擬態しているかを来館者が実際に観察しながら楽しむことができます。この“生きもの探し”は、まさに水槽の中でのリアルなかくれんぼのような体験です。
展示の詳細
特別展は「ふれあい魚館」の特別展示ブースにて行われます。展示される生きものたちの隠れる環境が再現されており、来館者は水槽の中でそれらを探しながら、楽しむことができます。そこには、隠れる生きものの生存戦略や擬態の仕組みについて学べる要素がふんだんに詰まっています。
来館者にとって、ただ観るだけでなく、自分自身で探すという能動的な体験ができるため、特に子供たちに楽しんでもらえる内容となっています。また、見つけた瞬間の嬉しさは、どのような生きものを知るきっかけにもなることでしょう。
見つけて楽しい生きものたち
この展示には、興味深い生きものがたくさん登場します。たとえば、オニダルマオコゼ(Synanceia verrucosa)は、岩のように見える体型を持ち、近づく魚を捕食します。背びれには猛毒の棘があり、一見してもその隠れた危険性に気付くことは難しいでしょう。
カルイシガニ(Daldorfia horrida)は、軽石のように見える甲羅を持ち、岩や石に擬態して獲物を待ち構えています。このように、それぞれの生きものは環境に合わせた特異な特徴を持ち、自然界での生存戦略を実践しているのです。
さらに、ヨウジウオ(Syngnathus schlegeli)は、その細長い体を海藻に絡ませ、擬態して身を守ります。タツノオトシゴの仲間としても知られ、独特な形状が特徴です。また、ヒラメ(Paralichthys olivaceus)は、砂の底に潜り続け、模様に擬態することで小魚を捕まえます。
伊勢シーパラダイスについて
伊勢シーパラダイスは、海獣との「ゼロ距離展示」を日本で初めて導入した水族館です。訪れた人々は、近くで見る生きものたちの姿に感動し、また新たな知識を得ることができる場でもあります。
設備情報
- - 名称: ゼロ距離水族館 伊勢シーパラダイス
- - 所在地: 〒519-0602 三重県伊勢市二見町江580
- - 電話番号: 0596-42-1760
- - 営業時間: 9:30~17:00(最終入場16:30)
- - 入館料: 大人(2,400~2,800円)、小中学生(1,200円)、幼児(4才以上:600円)
- - WEBサイト: 伊勢シーパラダイス公式サイト
この春、ぜひ家族や友人と一緒に訪れ、生きものたちの隠れた姿を見つける楽しさを味わってみてはいかがでしょうか。