苗字の日の意識調査
2013-09-12 10:00:23

夫婦別姓を巡る意識調査—苗字の日に寄せて考える選択的夫婦別姓制度

夫婦別姓に関する意識調査の結果



9月19日は「苗字の日」。この日に、夫婦別姓に関する意識調査が実施され、興味深い結果が得られました。調査は、法律相談が無料で行えるアプリ『相談LINE』を運営する株式会社ダイスが行い、既婚女性330名を対象にしたものです。

調査概要


調査は2013年9月2日から9月3日の2日間にわたり、20代から60代の既婚女性に回答を求めました。この結果から見えてきたのは、姓に対する考え方や夫婦別姓制度に対する意識の変化です。

姓の変更希望者が74.3%と高い


調査では、結婚時に夫婦別姓が認められた場合、実際に姓を変更するかどうかを尋ねました。その結果、74.3%の女性が「変更する」と回答しました。この数字は、夫婦別姓の導入に対して一定の期待が寄せられていることを示しています。

理由は「いつものこと」


姓を変更する理由について尋ねたところ、最も多かったのが「結婚したら姓を変えるのが当たり前だから」であり、この理由は29.4%を占めました。また、「旧姓を名乗るメリットを感じない」という意見が26.9%、子供の姓についての不安が18.0%との回答がありました。これらは、夫婦別姓についての一般的な認識を反映しています。

周囲の別姓に対する印象


周りに夫婦別姓の人がいた場合、どう感じるかという問いには、多くの人が「何とも思わない」と回答しました。この結果は、夫婦別姓に対するネガティブな印象が少ないことを示しており、94人は「自分を持っている人だと思う」とも答えています。

自然な選択肢としての夫婦別姓


調査結果からは、結婚した際に姓を変更することが自然と考えられている一方で、夫婦別姓には特に悪い印象が無いということが浮き彫りになりました。多くの女性が、独自の姓を持つことの重要性を理解しながらも、変化には肯定的な姿勢を持っているようです。

結論


今回の調査からは、夫婦別姓を巡る意識が徐々に変化していることが読み取れます。姓の変更希望が高い一方で、周囲に別姓のカップルがいても気にしないという風潮が感じられます。法律を重視しながら個人の自由や選択肢が尊重される社会への道を歩んでいると言えそうです。

詳しい調査結果は相談LINEのブログで公開されていますので、興味がある方はぜひご覧ください。
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