トラック協会が主催する「物流大学校」が開講
2024年9月18日、運送業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)に特化した講座が愛知県トラック協会の主催で開催されます。これは、アセンド株式会社が担当し、次世代の経営者や経営幹部に向けて、物流と経営を総合的に学ぶ貴重な機会です。日本で唯一のこのプログラムは、32期目を迎え、多岐にわたる約30の講義を通じて、参加者は専門的な知識と技術を習得します。
物流大学校の詳細
「物流大学校講座」は、愛知県トラック協会が主催する日本でも珍しい総合物流教育プログラムです。過去の実務経験をもつ講師陣が、物流と経営に関するさまざまな分野を網羅し、実践的な教育を行います。受講した学生は、論文提出や試験を通じて「物流経営士」の認定を受けることが可能です。これにより、参加者は名実ともに物流業界のリーダーを目指すことができます。
アセンド株式会社による講義
今年の講座でアセンド株式会社が担当するのは「運送業界のDX」というテーマです。日時は2024年9月18日(水)09:00から12:00、会場は中部トラック総合研修センター(愛知県みよし市)です。すでに年内の受講申し込みは終了していますが、来年度の申し込みについては愛知県トラック協会に直接問い合わせが必要です。
講師プロフィール
講師を務めるのは、アセンド株式会社の代表取締役、日下瑞貴氏です。彼は外資系コンサル企業でサプライチェーンマネジメントのプロジェクトに携わり、その後、野村総合研究所で物流業界に関する政策提言や戦略策定に従事しました。2020年にはアセンドを設立し、多数の業界団体で講演を行いながら、物流業界のDX推進に貢献しています。
講師の各種実績
- - 全日本トラック協会のDX講座の講師
- - JILS「ロジスティクスイノベーション推進委員会」の委員
- - TDBC(運輸デジタルビジネス協議会)の理事
- - 東京大学工学部システム創成科の特別講師
アセンド株式会社の概要
アセンドは「物流の真価を開き、あらゆる産業を支える」を企業理念として2020年に設立されました。同社は運送業者向けの管理システム「ロジックス」を開発・提供し、業務効率化や経営DXの実現を目指しています。また、国土交通省をはじめとする各省庁と連携して物流業界の実態調査や分析を行い、マクロ的な視点から政策提言も積極的に行っています。
まとめ
今回の「物流大学校」に参加することで、次世代の物流経営者たちは、運送業界の変革を推進するための具体的な知識とスキルを身につけることができます。この講義を通じて得られる専門的な洞察は、今後の業界の発展に寄与することでしょう。物流業界の未来を共に切り開いていく仲間を、アセンド株式会社は歓迎しています。