大槌で希望の花火が打ち上がる!ナナカラットの挑戦
女性ヴォーカルバンド「ナナカラット」が、震災から2年を迎える岩手県大槌吉里吉里港にて、希望の花火を打ち上げるプロジェクトを実施します。3月10日(日)に行われるこのイベントは、ナナカラット自身の想いから生まれた企画であり、多くの人々の心に響く内容になっています。
被災地に届ける温かなメッセージ
ナナカラットは、昨年から「被災地に漁船を届けたい」という気持ちを込めた『漁船お届けプロジェクト』を成功させた実績があります。このプロジェクトでは、ニコニコ生放送を通じてCD一枚からスタートし、物々交換を経て漁船を届けました。このように、エンターテインメントの力を活かして被災地支援を行ってきたナナカラットが、今度は「被災地に打ち上げ花火を」と題したイベントで再び動き出します。
花火プロジェクトの詳細
イベントの日程は2013年3月10日(日)、時間は16時から18時30分までです。場所は大槌吉里吉里港沿岸で、60発の花火の打ち上げとともに、ナナカラットによるオリジナル復興ソング『願いは一つ』のミニライブが予定されています。この楽曲は、震災直後にAsamiが作詞・作曲したもので、震災の恐怖や不安な気持ちを忘れないというメッセージが込められています。
忘れられない記憶を持つ被災地へ
東京から離れた大槌町では、震災の記憶が徐々に薄れていくことが懸念されています。ナナカラットは、この状況を見て、被災地の人々が「忘れ去られること」を恐れているという思いから、今回の花火イベントを企画しました。医療支援や物資提供が進む中、人々の心に空いている「心の傷」に寄り添えるイベントにしたいというのが彼らの願いです。
ナナカラットの魅力
ナナカラットは東京都出身のガールズボーカルロックバンドで、キャッチーなメロディと心に残る歌声が特徴です。リーダーのAsamiが描く「朗読ロック」や「Lisping Pop」などの新しいジャンルも注目されています。彼女の楽曲では、「寂しさ」や「懐かしさ」、さらには「和」をテーマにした叙情的な世界が広がります。
未来の希望を込めた花火
これからの2年間、そして未来に向けて、ナナカラットが届ける花火は、被災地の人々の心に新たな希望を灯すことでしょう。花火を打ち上げ、音楽を奏でることによって、人々の心に復興の願いを再確認させ、そして震災を忘れないというメッセージを広める機会となります。
概要
- - 日時: 2013年3月10日(日)16:00~18:30
- - 場所: 岩手県大槌吉里吉里港沿岸
- - 内容: 60発の花火打上げ、ナナカラットのオリジナル復興ソング『願いは一つ』ミニライブ
この特別なイベントを通じて、ナナカラットが届ける希望の光をぜひ感じに足を運んでみてください。彼らの情熱と願いに共鳴し、震災を忘れない未来への一歩を踏み出しましょう。