新技術の特許取得
2025-02-06 09:52:22

オフラインでの電子レシート発行を実現した新技術の特許取得

株式会社レシートローラーが新たに特許を取得



2025年2月6日、長野県上水内郡飯綱町に本社を構える株式会社レシートローラーは、ネットワーク未接続の店舗端末から電子レシートを発行可能にする新技術の特許を取得しました。この特許(特許第7535346号)は、オフライン環境でもスムーズに電子レシートの発行を実現するものです。

特許の概要



この特許は、ネットワークに接続されていないPOSレジなどの端末で電子レシートを生成できる技術を基盤としています。従来の方式では、電子レシートを発行するためには外部ネットワークへの接続が必須でしたが、本技術により、その制約から解放されたのです。

この技術の導入により、大規模な店舗や通信環境が悪い場所でも、リアルタイムのデータ処理に影響を与えることなく、電子レシートを発行できるようになります。これにより、紙のレシートに依存せず、持続可能な購買体験を提供することが可能となります。

コード化技術の活用



本技術では、取引情報をQRコードなどのコードに変換する方法を採用しています。これにより、消費者は自身の端末でコードをスキャンすることで、迅速かつ簡単に電子レシートを取得できます。また、紙レシートの発行を減らすことで、印刷コストや保管スペースの削減も実現。この新たなアプローチは、エコフレンドリーな社会の構築にも寄与します。

法規制に適応し、会計業務を支援



特許技術は、電子帳簿保存法に準拠しており、デジタルな取引履歴の管理を容易にします。また、新たなインボイス制度にも対応しており、企業の会計業務を大いにサポートします。このため、経営者や経理担当者にとっても、大きな利点があります。

技術の背景と意義



日本国内の店舗では、長らくネットワーク環境が整っていないために、電子レシートの普及が進んでいませんでした。株式会社レシートローラーの新技術はそれを変えるものであり、オフラインでも電子レシートの利便性を享受できるようにします。これにより、消費者は伝統的な紙レシートの不便さから解放されるのです。

今後の展開



レシートローラーは、この特許技術を生かして、店舗端末の設備投資が不要で、電子レシートを効果的に導入できるソリューションの開発を進めていきます。また、持続可能なビジネス環境の実現を目指し、技術の普及にも力を入れていく意向を示しています。

企業概要



株式会社レシートローラーは、2022年に設立され、テクノロジーを利用して消費者と企業をつなぐビジネスモデルを展開しています。デジタル化を通じて環境負荷を低減し、より持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。また、同社が提供する「アクションブリッジ」は、CXタスクの進行管理に特化したプラットフォームであり、店舗における業務効率化を図るための重要なツールとなっています。

詳しい情報は公式ウェブサイトを訪れてご参照ください。


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会社情報

会社名
株式会社レシートローラー
住所
長野県上水内郡飯綱町大字川上1535
電話番号
050-3562-0410

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