2024年8月30日、音声教養メディアVOOXにて新たに配信がスタートした『誰も「テレビ」から離れられない』は、立命館大学の飯田豊教授が番組の進行を担当しています。このシリーズでは、テレビに関する様々な議論が展開されることに加え、テレビが日本社会においてどのように受容され、変化してきたかを詳しく探っていきます。
飯田教授の話によると、最近の「テレビ離れ」については1970年代から取り上げられてきたトピックであり、形は変わってもその議論は続いているとのことです。視聴者はウェブメディアの急成長によってテレビが衰退していると感じることが多いですが、実際にはテレビの持つリソースや影響力は依然として強力です。私たちが日常的に接する動画やテキストのコンテンツの中には、未だにテレビを起源とするものが数多く存在します。
本シリーズでは、大きく次のようなテーマが扱われます。
- - メディア論の基礎
- - 1970年代から語られていた「テレビ離れ」とその実態
- - メディアリテラシーの歴史的変遷
- - 近年のテレビ離れと過去の違い
- - マクルーハンの研究がもたらした影響
- - テレビ放送技術の進化の過程
- - 日本のインターネットとその歴史
- - 昨今のYouTubeとテレビの関係性
- - ネット炎上とマスメディアの役割
- - テレビの未来、コンプライアンスの課題とネットメディアの企画
飯田教授の講義を通して、テレビの進化とその歴史、さらにはメディア論の面白さを理解することができるでしょう。実際、教授のお話を聞いた多くのリスナーからは、『テレビの歴史がよくわかる』や、『メディア論に興味を持つことができた』という感想が寄せられています。
この番組は全6話で構成されており、それぞれのエピソードは約10分程度でお楽しみいただけます。通勤や家事の合間に聴くことで、ちょっとした学びの時間を取ることができ、無理なく最新のメディア動向を追うことができます。特に内容の他にも、歴史的背景を知ることで自分たちの日常の中のメディアの存在に気づくことが多くなるでしょう。
シリーズの具体的な構成は以下の通りです:
1. 「テレビ離れ」は本当か
2. 50年間語られてきたテレビ離れ
3. メディア史の視座から考える
4. YouTubeに息づくテレビ文化
5. テレビとネットの共振作用
6. これからのテレビはどうなるか
飯田教授は、テレビに関する内容を研究している著名な方であり、1997年生まれのメディア学者として知られています。さらにはいくつもの著作も手掛けており、メディアの技術的バックグラウンドと歴史的視点から新しい知見をもたらしてくれる存在です。特に彼の研究は、メディアを取り巻く技術や社会の変化を明らかにするもので、現代のメディア環境を理解するために非常に重要です。
さらにVOOXは、1話10分から成るシリーズを通し、各エピソードを聞くことで知識を深めることができ、誰もが無理なく参加できるメディアとして活用されています。この機会に是非、音声メディアでの学びを体験してみてください。VOOXの公式ページからアプリをダウンロードし、新たな学びを始めることができます。