音楽のメカニズムを楽しむ新しい絵本
2026年1月29日、音声学者・川原繁人とゴスペラーズの北山陽一が共著した絵本『絵本きこえる!うたうからだのふしぎ』が発売されました。この作品は、2024年に刊行され、大好評を得た『絵本うたうからだのふしぎ』の続編で、音楽や歌がどのように人間に届くのか、そのメカニズムを子どもたちにわかりやすく解説しています。
内容の特徴
本書はフルカラーのまんが形式で描かれており、主役は「空気」を擬人化したキャラクターです。楽しいイラストとユーモラスなキャラクターたちが登場し、幼稚園のお子さまでも興味を持って読み進められるようデザインされています。音楽の本質に迫る内容ながらも、難しい知識を使わずに楽しめることが最大の魅力です。
さらに、まんがのストーリーの合間には、川原繁人先生による解説コラムも掲載されており、子どもたちが音楽や声の仕組みについてしっかり理解できるよう工夫されています。音楽の重要性や科学を楽しむことで、自然と知識が身につく内容となっています。
著者と監修者の紹介
川原 繁人
慶應義塾大学の言語文化研究所で教授を務める川原繁人さんは、音声学や言語学の専門家です。さまざまな分野の読者をターゲットにした著作活動を行い、言語の面白さを伝えることに情熱を持っています。代表作には『音とことばのふしぎな世界』や『音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む』などがあります。彼の研究は、今年2022年に義塾賞を受賞するなど、音声学の分野で高く評価されています。
北山 陽一
「ゴスペラーズ」のメンバーとして知られる北山陽一さんも著者の一人です。ミュージシャンとしての経験を活かし、音楽の面白さを絵本に表現しています。彼は、慶應義塾大学の特別招聘教授としても活動し、音楽教育に関する意識を高めています。数々のヒット曲を持つ彼は、音楽に対する情熱をこの絵本でも表現しています。
牧村 久実・藤井 進也
まんがを担当した牧村久実さんは、数多くの児童向け作品を手がける実力派の漫画家です。彼女の柔らかなスタイルが本書に彩りを加えています。また、監修には音楽神経科学の専門家である藤井進也准教授が参加しており、科学的な視点からも内容を支えています。
書誌情報
書名:『絵本きこえる!うたうからだのふしぎ』
著者:川原繁人、北山陽一
まんが:牧村久実
監修:藤井進也
定価:1870円(税込)
発売日:2026年1月29日
ISBN:978-4-06-542016-4
発行:講談社
この絵本は、子どもたちが音楽と身体の不思議について楽しく学ぶための一冊となるでしょう。音楽を通じて科学の面白さに触れ、自ら考え、感じる力を育んでくれるはずです。ぜひ手に取って、その楽しさを実感してみてください。