古着でつながる支援
2020-11-02 17:00:30

東京水道株式会社が挑む、古着でつながるポリオワクチン支援の新たな形

東京水道株式会社が取り組む古着再利用



東京水道株式会社は、旧作業着を通じて地域貢献と環境保護を同時に実現する新たな取り組みを始めました。昨年、同社は合併に伴い社名を変更し、作業着デザインを一新しましたが、その際に廃棄される運命にあった旧作業着に新たな希望を与えるプロジェクト「古着deワクチン」に参加しました。

古着deワクチンの背景



「古着deワクチン」は、日本リユースシステムが運営するプロジェクトで、提供された古着を開発途上国に輸出し、現地で販売することで雇用を創出。また、販売による収益の一部はポリオワクチンの寄付として使用される仕組みです。このプログラムでは、一口の寄付で5人分のポリオワクチン接種が実現できるため、多くの子どもたちの命を救う手助けとなっています。

これまでに2,719,240人分のポリオワクチンが寄付され、22,063,050着分の衣類が再利用されています。これは環境への配慮だけでなく、助けを必要とする人々への支援も同時に行っている素晴らしい取り組みです。

東京水道の参加と成果



2020年の合併後、東京水道は新会社発足の記念事業として、旧作業着250袋分、約11,400着を「古着deワクチン」へ寄付しました。この取り組みにより、1,250人分のポリオワクチンの寄付も実現しました。感謝状贈呈式では、認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを日本委員会の剱持理事長が東京水道の野田社長に感謝の意を表しました。

持続可能な水道事業への貢献



東京水道株式会社は、水道技術の支援や専門家の派遣を行っており、今後も持続可能な水道事業の実現に向けた努力を続ける予定です。国内外の水環境を保全し、地域の水道事業体への技術支援を行いながら、清潔で安全な水を世界中へ届けることを使命としています。

まとめ



「古着deワクチン」は、ただの衣類再利用ではなく、開発途上国の子どもたちの健康や雇用を守るための重要なプロジェクトであり、東京水道株式会社もこの取り組みに参加することで、持続可能な社会の実現を目指しています。今後も、地域社会と連携しながら、より多くの人々へ貢献していく姿勢は、多くの人に感動と希望を与えることでしょう。

会社情報

会社名
東京水道株式会社
住所
東京都新宿区西新宿6-5-1新宿アイランドタワー37階
電話番号
03-3343-4560

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