UCIトラック世界選手権メダル獲得報告会
2024年11月19日、福岡県北九州市の小倉競輪場で、先日のUCIトラック世界選手権大会においてメダルを獲得した日本代表選手たちによる報告会が開かれました。この報告会は、選手たちの成果をファンに報告する場として設けられ、感謝の気持ちを伝える貴重な機会となりました。
メダル獲得の快挙
先月デンマークで開催されたこの大会では、日本選手が特に輝かしい成果を収めました。女子ケイリンと男子スクラッチで初の金メダルを獲得し、男子ケイリンでは37年ぶり、男子スプリントでは35年ぶりのメダルという歴史的なものでした。日本チームは、チームスプリントや女子スプリントでも素晴らしい成績を収め、今大会でのメダル獲得が非常に際立ったものとなりました。
報告会の様子
報告会は、選手たちが自らの言葉でファンに感謝を述べる形式で進行しました。出席した選手は、山崎賢人、佐藤水菜、窪木一茂、太田海也、小原佑太。選手たちはそれぞれのメダル獲得について、自身の体験やチームへの感謝の意を述べました。
山崎賢人選手(111期・長崎)
「応援のおかげで金メダルを獲得できました。競輪でも感謝の気持ちを結果でお返しできるように頑張りたいです。」
佐藤水菜選手(114期・神奈川)
「念願の優勝を果たせて嬉しいです。来年の世界選手権でも王者を目指します。」
窪木一茂選手(119期・福島)
「アルカンシェルを取れるなんて思っていなかったので、非常に嬉しいです。」
太田海也選手(121期・岡山)
「オリンピックでの結果が出ず辛い時期もありましたが、皆さんの支えがあったからこそこのメダルを獲ることができました。」
小原佑太選手(115期・青森)
「まだ悔しさが残りますが、次につなげたいと思います。」
報奨金の授与
報告会では、選手たちに対する報奨金も授与され、総額2340万円が発表されました。各選手は、金メダルには500万円、銅メダルには300万円、団体競技の銅メダルには120万円の報奨金が設定されています。この報奨金は、競輪ファンの支援やスポンサーの協力により実現したものです。
まとめ
この報告会は、選手たちの努力の成果を祝うと共に、ファンとの絆を深める大切な機会となりました。今後も日本の自転車競技が国際舞台でさらなる成果を上げることを期待しています。