デジタル技術で東京の自然を体感!「デジタルでみる東京自然いきもの展」が開催
東京都が主催する「デジタルでみる東京自然いきもの展」が、6月19日からSusHi Tech Squareで開幕します。
今回の展示では、360度映像やARなどのデジタル技術を活用した体験型展示に加え、5月に公開された「東京いきもの台帳(東京のトンボ目録)」を閲覧できるタブレットを用意しています。
「東京いきもの台帳」は、東京都内でいつ・どこに・どんなトンボがいたかをデジタルマップ上に表示できるウェブ上のシステムです。東京はトンボの記録種数が全国で2番目に多い「トンボ王国」として知られており、この目録を通じて身近なトンボについて知ることができます。
展示では、多摩川の360度水中映像を上流から下流まで楽しめる「多摩川360度ツアー」や、巨大地図に専用タブレットをかざして東京にすむ生きものをARで探す「東京いきものAR図鑑」など、大人から子供まで楽しめるコンテンツが充実しています。
会場内には、環境に配慮した体験や学びを通してエコアクションを続けていけるメンバーシッププログラム「TOKYO-ecosteps」のポイントが獲得できるQRコードを設置。ポイントを貯めると、プレゼントキャンペーンにエントリーできます。
今回の展示を通して、デジタル技術を活用した自然体験を通じて、東京の豊かな自然への関心を高め、環境保全への意識向上につなげることが期待されています。
「デジタルでみる東京自然いきもの展」は、今後も新たなデジタル技術を活用し、進化を続けていく予定です。
例えば、VR技術を用いた没入型の自然体験や、AI技術を活用した生き物識別アプリの開発などが考えられます。
また、展示内容をさらに充実させ、東京の自然に関する幅広い情報を提供することで、より多くの人の興味関心を引き付け、環境問題への意識向上につなげていくことが目標です。
さらに、この展示をきっかけに、市民参加型の自然観察イベントや、デジタル技術を活用した環境教育プログラムなどを展開し、地域住民との連携を強化していくことも視野に入れています。
「デジタルでみる東京自然いきもの展」は、デジタル技術と自然体験を融合させた新しい取り組みとして、今後の発展が期待されます。