LABOTと千葉工房の提携
2019-12-13 17:00:41
新たなプログラミング教育の地平線を切り拓くLABOTと千葉工房の提携
LABOTと千葉工房の新しい展開
株式会社LABOTは、千葉工房を買収したことを発表し、新たに共同でプログラミングスクール「QUELCODE」を運営することになりました。この買収により、LABOTは千葉工房が持つサービス企画力と開発能力を活かし、実務を通じて即戦力となるソフトウェアエンジニアやUXエンジニアを育成する取り組みを強化します。2020年1月から開校予定の「QUELCODE」は、プログラミングスキルを習得するための新たなモデルとして大いに期待されています。
千葉工房の創業者である千葉大志氏がLABOTの取締役CTO(最高教育責任者)に就任。彼の豊富な経験と専門知識を基に、QUELCODEの運営及び教育プログラムの質向上に注力し、経営体制も一層強化される見込みです。これにより、学生たちは未知の課題を解決する力を身につけ、新たなキャリアを切り開くチャンスを得ることができるでしょう。
QUELCODEのビジョン
QUELCODEでは、米国で生まれたISAs(所得分配契約)モデルを導入します。この革新的な教育モデルは、受講期間中は受講費用が発生せず、卒業後の収入から一定割合を支払う仕組みです。このため、金銭的な負担を軽減し、より多くの人々がプログラミング教育にアクセスできるようになります。特にIT業界への転職を検討しているが金銭的な壁を感じている層に対して非常に魅力的なプログラムです。
特にターゲットとなるのは、年収420万円以下の非IT職の方々で、プログラミング未経験者にも優しいカリキュラムが用意されています。入学金や学費の支払いが不要な代わりに、卒業後24〜48ヶ月間給与の13〜17%を支払う義務が生じます。ただし、学習中の途中脱落や転職成功の失敗があれば、支払義務は生じないという柔軟な対応が特徴です。
千葉氏のビジョン
千葉大志氏は自らのビジョンとして、「引き出す力で世界を前進させよう」という理念を掲げています。彼は「空、仮、中」という概念に基づき、スキルの獲得を単なる学習ではなく、可能性を引き出して人間の成長へと繋げることが重要だと強調しています。この思想を実践するためのプログラミングスクールを通じて、多くの人の潜在能力を引き出し、育成することに情熱を注ぐと語っています。
LABOTと千葉工房の関係
LABOTの代表取締役、鶴田浩之氏は、千葉氏との初めての仕事が2016年にスタートしたブクマ!というプロジェクトであることを振り返ります。その際の開発経験をもとに、両者は高い信頼関係を築いてきました。今回のパートナーシップは、過去の成功体験をさらに発展させるものと期待されています。
QUELCODEの詳細
QUELCODEのカリキュラムは実践的な内容で、総量1,200時間に及び、2020年1月に恵比寿のガーデンプレイスにて開校予定です。受講対象者は16歳以上で、IT業界での転職を希望する意欲的な方々です。地域に根ざした教育モデルを提供し、未来のエンジニアを育成することが目標となっています。
公開情報は公式サイトやLINEアカウントを通じて随時配信される予定で、多くの人々に広く情報を発信し、参加を促すでしょう。今後の動向から目が離せません。
会社情報
- 会社名
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スタディポケット株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区代官山町8-7Daiwa代官山ビル2F
- 電話番号
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