第2回建築物ライフサイクルカーボンの評価に関する制度検討会を開催へ

国土交通省による第2回建築物ライフサイクルカーボン検討会

国土交通省は、2050年のカーボンニュートラル達成を目指し、建築物のライフサイクル全体でのCO2排出削減に向けた取り組みを進めています。その一環として、2023年6月19日（木）に第2回建築物ライフサイクルカーボンの算定・評価等を促進するための検討会を開催します。

この検討会の主な目的は、建築物の建設から解体まで、全ての段階におけるライフサイクルカーボンの算定・評価手法を実施するための制度について議論を深めることです。具体的には、GX（グリーントランスフォーメーション）価値の見える化を通じて、カーボン排出をどのように減少させるかを検討します。

検討会は、日時が令和7年6月19日の午前10時から12時まで、東京都千代田区のTKP新橋カンファレンスセンターにて行われます。ウェブ配信も併用されるため、遠方の方でも参加が可能です。

議題には、以下の項目が含まれます：

これにより、関係者の持つ知識や意見を集約し、実際の施策として具現化するための第一歩を踏み出すことを目指します。

この会は公開され、YouTubeでもライブ配信されます。報道関係者向けにカメラ撮りも許可されており、6月18日までに申し込みが必要です。ただし、一般からはYouTubeで視聴してください。通信状況による映像の乱れが予想されますので、その点もご理解ください。

会議の資料及び議事要旨は、後日、国土交通省のウェブサイトで公開されます。この取り組みが建築物の見える化と持続可能な社会に向けた重要な一歩となることが期待されます。

建築物に関するライフサイクルカーボンの評価制度は、環境問題に対する我々の意識を高め、具体的な行動を促すきっかけになると感じています。是非、関心のある方にはこの検討会に参加していただき、未来に向けた議論を一緒に進めていきたいと思います。