リオン株式会社は、聴覚検査機器や補聴器などの医療機器を製造販売する会社です。同社は、1948年に国内初の量産型補聴器を発売して以来、人々の聞こえをサポートする製品開発とサービスを提供してきました。
近年では、デフアスリートへの支援活動にも力を入れており、プロボディボーダーのYUMIEさんをリオネット補聴器アンバサダーとして迎え、その活動を応援しています。
今回の東京2025デフリンピックの協賛は、同社の社会貢献活動の一環として、デフアスリートを応援するとともに、誰もが個性を生かし力を発揮できる共生社会づくりに貢献したいという思いから実現しました。
リオン株式会社の代表取締役社長である岩橋清勝氏は、今回の協賛について、「当社は、聞こえのトータルブランド『リオネット』として、80年近くにわたり、一人ひとりの聞こえに寄り添い、生活の質の向上に貢献してまいりました。デフリンピックの『デフスポーツの魅力とその価値を広く伝え、社会全体とのつながりを深める』というビジョンに、当社の社会貢献を事業の中心に据えた活動が深く関わっている事を改めて認識しつつ、第1回大会以来100周年の記念すべきこの東京大会を支えてまいります。」とコメントしています。
デフリンピックは、耳の聞こえない、聞こえにくいアスリートのためのオリンピックです。オリンピックと同様に4年に一度、夏季大会と冬季大会がそれぞれ開催されます。ルールはオリンピックとほぼ同じですが、スタートの合図を光で知らせるスタートランプや旗の使用など、様々な工夫が凝らされています。
今回の東京大会は100周年となる記念すべき大会であり、日本では初めての開催となります。大会期間は2025年11月15日から11月26日までの12日間で、各国選手団など約6,000人が参加予定です。
リオン株式会社は、今後もデフアスリートやデフスポーツを応援し、社会全体が一体となって多様性とインクルージョンの重要性を再確認できるような大会となることを期待しています。